PlayStation 5の魅力を最大限に引き出す要素のひとつが、「120fps(フレーム/秒)」の高フレームレートによる滑らかな映像体験です。
特にFPSやアクションゲームでは、120fps対応によって操作の応答性や視認性が格段に向上し、ゲームプレイの没入感が高まります。また、グラフィックの美しさを重視する方には「4K解像度」に対応したタイトルも見逃せません。
この記事では、PS5で120fpsに対応しているおすすめゲームソフトをジャンル別に厳選して12本ご紹介します。あわせて、4K表示に対応しているかどうかの確認方法や、120fpsを有効にするための設定方法も詳しく解説します。
目次
- 1 PS5で120fps&4Kを楽しむための基本知識
- 2 PS5の120fps対応のゲームソフト一覧
- 2.1 Call of Duty ブラックオプス コールドウォー
- 2.2 Call of Duty Modern Warfare II
- 2.3 Call of Duty Vanguard
- 2.4 Fortnite
- 2.5 BIOHAZARD RE:2
- 2.6 BIOHAZARD RE:3
- 2.7 BIOHAZARD 7
- 2.8 Destiny 2
- 2.9 オーバーウォッチ 2
- 2.10 The Last of Us
- 2.11 ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク
- 2.12 ホグワーツ・レガシー
- 2.13 レインボーシックス シージ
- 2.14 仁王 Collection
- 2.15 アンチャーテッド トレジャーハンターコレクション
- 2.16 DOOM Eternal
- 2.17 Dying Light 2
- 2.18 Borderlands 3
- 2.19 ワンダーランズ タイニー・ティナ
- 2.20 F1 24
- 2.21 Moto GP 24
- 2.22 Moto GP 25
- 2.23 Devil May Cry 5
- 2.24 ゴーストランナー
- 2.25 ゴーストランナー 2
- 2.26 DIRT 5
- 2.27 Ziggurat II
- 2.28 黒い砂漠
- 2.29 Bright Memory Infinite
- 2.30 MOUNT & BLADE II: BANNERLORD
- 2.31 テトリス エフェクト・コネクテッド
- 2.32 Neon White
- 2.33 GRIS
- 2.34 オリオリワールド
- 2.35 Jumanji: The Video Game
- 2.36 Rogue Company
- 2.37 モンスターボーイ 呪われた王国
- 2.38 THE LEGEND OF TIANDING 添丁の伝説
- 2.39 The Touryst
- 2.40 Quake
- 2.41 東方スペルカーニバル
- 2.42 REYNATIS
- 2.43 超探偵事件簿 レインコード プラス
- 3 PS5で120fpsや4K表示をするための設定方法
- 4 PS5で120fps・4Kプレイをする際の注意点とQ&A
- 5 まとめ
PS5で120fps&4Kを楽しむための基本知識
PlayStation 5(PS5)は、次世代のゲーム体験を提供する高性能なゲーム機です。特に「120fps(フレーム/秒)」による滑らかな映像と、「4K解像度」による美麗なグラフィックを両立できることが大きな魅力となっています。ただし、これらを最大限に活用するには、周辺機器や設定への理解も必要です。
ここでは、120fpsと4Kそれぞれの特徴やメリット、両立の可否、必要な環境について詳しく解説します。
120fpsとは?60fpsとの違いとメリット
「fps」とは「frames per second(フレーム毎秒)」の略で、1秒間に表示される画像の数を指します。一般的なゲームでは60fpsが主流ですが、120fpsになると1秒間に2倍のフレームが描画されるため、映像が非常に滑らかになります。
特にFPSや格闘ゲームでは、敵の動きが見やすくなり、入力遅延も少ないため、操作の反応速度が向上。これにより、対戦での優位性を得られる場合もあります。没入感や視認性の向上においても、120fpsは大きなメリットを持っています。
4Kとは?フルHDとの違いや美しさの違い
4Kとは、横3840×縦2160ピクセルの高解像度映像のことを指します。一般的なフルHD(1920×1080)と比べて、4倍の画素数を誇り、細部までシャープに描写されるのが特徴です。
RPGやオープンワールドゲームなど、風景やキャラクターの細かいディテールを楽しみたいジャンルでは、4K対応ゲームが圧倒的に美しい映像体験を提供します。建物の質感や光の表現、自然の描写など、よりリアルで臨場感のある映像が味わえます。
PS5は120fpsと4Kを両立できる?
PS5は理論上、「4K+120fps」の両方に対応しています。ただし、すべてのゲームがこの両方を同時にサポートしているわけではありません。実際のところ、多くのゲームではパフォーマンス(高fps)と画質(高解像度)を切り替える「グラフィックモード選択」があり、120fpsに設定すると解像度がフルHDに落ちるケースが一般的です。
また、PS5本体の性能だけでなく、モニターやテレビ側のスペックにも依存します。HDMIケーブルが2.1規格でない場合、120fpsで4K出力は不可能になる点にも注意が必要です。
対応テレビ・モニターの条件と選び方のポイント
PS5で120fpsや4Kを楽しむには、以下のようなディスプレイ側の対応スペックを満たしている必要があります。
- 解像度:4K(3840×2160)対応
- リフレッシュレート:120Hz以上対応
- HDMI端子:HDMI 2.1対応(2.0では4K+120fpsは不可)
- VRR(可変リフレッシュレート)対応(あれば快適性が向上)
モニターを選ぶ際は、FPS重視なら「FHD+120Hz」、グラフィック重視なら「4K+60Hz」、両方のバランスを取りたい場合は「4K+120Hz&HDMI2.1」のモニターがおすすめです。
PS5の120fps対応のゲームソフト一覧
ここでは、PS5で120fpsに対応している人気ゲームをランキング順に紹介します。
動きの激しいFPS系はもちろん、グラフィックの美しさが魅力のRPG、アクション、レースゲームまで幅広く取り上げています。4K表示に対応しているかどうかもあわせて確認できます。
Call of Duty ブラックオプス コールドウォー

Call of Duty: Black Ops Cold Warは、PS5で120fps出力が可能なパフォーマンスモードを搭載し、リズミカルなエイムや撃ち合いが“滑らか”と高評価となっています。
さらに、動的4K解像度を維持しつつ、120fpsモードが動作しているとの検証もあり。マルチプレイヤーでは「滑らかでバターのような操作性」と評されるなど、競技志向のユーザーにも大きなアドバンテージがあります。
Call of Duty Modern Warfare II

Call of Duty : Modern Warfare IIは、PS5で最大4K/120fps&VRR対応のパフォーマンスモードを備え、高リフレッシュレートで滑らかな対戦体験が可能です。
最新のIW 9エンジン搭載により、キャンペーンでは4K/60fps、マルチでは1440p/120fpsに動的スケーリングで対応し、ビジュアルと動作のバランスに優れています。PS5では120fpsが安定しやすく、Xbox Series Xよりもフレーム安定性で有利との比較検証もあります。
Call of Duty Vanguard

Call of Duty Vanguardは、マルチプレイで120fpsモードに対応しており、滑らかなプレイを実現しつつ4Kではなく約1440〜1600pにダイナミックスケーリングされる仕様です。
Redditユーザーによると、マルチでは常に120fpsまたは60fpsモードを選択可能で、「120fpsモードは主にマルチプレイ用」との声もあります。インゲーム設定で「120 Hz Refresh Rate」をオンにすれば有効化でき、クロスプレイでも有効なアップデートによってPS5でも問題なく動作します
Fortnite

Fortniteでは、「パフォーマンスモード」を有効にし、ゲーム内設定から120 FPSモードをオンにすることで利用可能です。
このモードでは解像度がネイティブ4Kではなく1440pまたは1080pに落ちるものの、フレームレート重視で滑らかなプレイ体験が可能です。対戦では操作感の向上が実感でき、建築や即応バトルでは120fpsが有利と競技層に高評価です。
BIOHAZARD RE:2

BIOHAZARD RE:2は、120fps(高フレームレート)モードを搭載し、テレビが120Hzに対応していれば切り替え可能です。
レイトレーシングモードはフレームレートが低下しやすく、VRRなしではカクつくこともあり、スペック重視なら高フレームレートモード一択です 。高フレームレート時の解像度は1080pまたは1440p程度で、視認性と操作感が飛躍的に向上します。
BIOHAZARD RE:3

BIOHAZARD RE:3は、「High Frame Rate Mode」 により最大120fps出力に対応していますが、レイトレーシングとフレームレートは併用できない仕様です。
Digital Foundry の検証では、PS5(リマスター対応機器含む)で80~120fps、平均100fps程度で動作 と報告されており、高fps体験が比較的安定している模様です。
BIOHAZARD 7

BIOHAZARD 7は、高フレームレートモードで120fps出力が可能で、Digital Foundryの検証でも「Performance mode」はPS5でほぼ完璧に120fpsを維持するといわれています。
同時に4K+レイトレーシング(RT)モードも選択可能で、このモードでは60fps前後で動作し、PS5では4Kチェックボードレンダリングで安定した映像が楽しめます。
Destiny 2
Destiny 2は、PvPモード「Crucible」でのプレイ中に120fps出力が可能とされ、高フレームレートで操作の滑らかさが話題です。
PS5版アップグレードによりネイティブ4K/60fpsが実現し、PvPでは120fps、PvEでは4K体験という使い分けが可能です。
オーバーウォッチ 2
Overwatch 2は、「Framerateモード」で最大120fps出力に対応し、滑らかなプレイと高応答性を実現しています。さらに、VRR(可変リフレッシュレート)にも対応し、映像のティアリングやカクつきを抑制する設計です。
Digital Foundryによる検証では、「Framerateモード」は動的1440pで120Hz固定を目指しており、性能は“rock solid(非常に安定)”との評価があります。
The Last of Us

The Last of Usでは、「パフォーマンスモード」で1440p+60fpsを基本に、VRR対応&120Hzテレビで70〜80fpsまでフレームレートが解放される仕組みを搭載しています。
PS5 Proでは専用の“Proモード”が用意されており、4K/60fpsのPSSRアップスケールやレイトレーシング対応が可能との報告もあり、美しさがさらに増しています。
ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク

God of War ラグナロクは、PS5で選択可能な「Favor Performance(高フレームレート)」モードで、HDMI 2.1対応ディスプレイ使用時に動的4Kで最大120fpsに対応します。
一方、Favor Resolution(画質重視)モードでは4K/30fps、そして高フレームレートモード併用時に4K/40fpsや1440pで120fpsといった幅広い調整が可能です。
ホグワーツ・レガシー

Hogwarts Legacyは、リリース後の大型アップデートによりパフォーマンスモードで1440p/120fps出力が可能に進化し、120Hz対応ディスプレイで快適な動作が確認されています。
一方、4K/60fpsのFidelityモードも搭載され、見た目を重視するユーザーには十分なビジュアル体験を提供しています。ただし、VRR(可変リフレッシュレート)設定時にフレームレートの不安定やカクつきが発生するケースがDigital Foundryで指摘されているため注意が必要です。
レインボーシックス シージ

Tom Clancy’s Rainbow Six Siegeは、性能モードで120fpsの動的4Kを実現し、滑らかで高速なプレイ体験が可能です。
公式PS Storeでも「up to 4K resolution* with 120 FPS*」と記載されており、次世代機のスペックを活かせるタイトルです。加えてDualSenseのアダプティブトリガー&ハプティック機能に対応し、タクティカルシューターとしての没入感も向上しています。
仁王 Collection

KaiDO: The Nioh Collectionには、120fpsモードが搭載されており、1080pでの滑らかな動きが魅力ですが、ネイティブ4K表示では60fpsが基本となります。
Digital Foundryの報告によれば、120fpsモードではフレームレートが90〜120fpsの間で変動することがあり、VRR未使用では一部カクつく可能性があるとのことです。
アンチャーテッド トレジャーハンターコレクション

アンチャーテッド トレジャーハンターコレクションは、「Performance+」モードで1080p+120fps固定を搭載し、4K解像度とのトレードオフも可能です。
1440p/60fps「Performanceモード」では非常に安定したフレームレートが報告され、4K/30fps「Fidelityモード」も選択できるため、グラフィックと滑らかさを好みに応じて切り替え可能です。
DOOM Eternal
DOOM Eternalは、無償の次世代アップグレードにより、パフォーマンスモードで最大1584p/120fpsを実現、PC水準の滑らかさを家庭用で体感できます。
Balancedモード(4K/60fps)やRay Tracingモード(1800p/60fps)も選択可能で、美麗グラフィックとパフォーマンス重視の切り替えが柔軟です。
Dying Light 2

Dying Light 2: Stay Humanでは、2022年8月のアップデートでPerformanceモード(VRR対応)により120fps出力が可能になっています。
Balancedモードでは解像度1296p/60fpsの4Kアップスケーリングが導入され、Performanceモードも1440pをベースにした4Kレンダリングを実現しています。
Borderlands 3
Borderlands 3は、パフォーマンスモード選択で最大120fps(1080p)動作が可能で、滑らかな操作感が多くのプレイヤーから高く評価されています。
ただしDigital Foundryでは「120fpsモードはストレスのかかる場面で80fps程度に落ちることもある」と報告されており、一定のフレーム変動に注意が必要です。
ワンダーランズ タイニー・ティナ

Tiny Tina’s Wonderlandsは、120fps対応の「パフォーマンスモード」を搭載し、1080pに解像度が落ちる代わりに滑らかな動きを実現しています。
一部ユーザーからは「解像度が低く、画質は粗い」との指摘もあるものの、高フレームレートによる操作性重視のプレイには好評です。デフォルトでは60fpsから120fpsへの切り替えが可能で、特に120Hz対応ディスプレイとの併用時に「パフォーマンスモードが非常に快適」という声が上がっています。
F1 24

F1 24は、Performanceモードで4Kアップスケーリングの120fpsを実現し、レースゲームとして前代未聞の滑らかさになっています。
Qualityモードでは4K/60fps+リアルタイムレイトレーシングを維持しつつ、PSSRによる超解像アップスケーリングで美麗映像を実現。ただし、PS5 ProやHDMI 2.1対応ディスプレイとの連携が不可欠で、非対応機器では120fps出力が認識されないことがあります
Moto GP 24

MotoGP 24では、レースの没入感を高めるリアルな物理モデルと、120fps対応モードの融合を実現しています。レビューやユーザー報告によれば、4K/120fpsではないものの、動的解像度で滑らかさを実現。
PS5本体およびモニターがサポートしていれば、120fpsでの滑らかな映像表現+アダプティブAI難易度により、初心者から競技志向プレイヤーまで満足できる体験が可能です。
Moto GP 25

MotoGP 25は、Unreal Engine 5に対応し、リアルなライティングとサウンドを備えた次世代バイクレース。PS5 Proでは4K/120fps表示が可能で、HDMI 2.1対応ディスプレイとの組み合わせにより家庭でも滑らかな動作が楽しめます。
アーケード&プロの2種の操作モードが用意され、新規プレイヤーにも優しく、競技志向向けのハンドリングも選べるバランス設計が魅力。グラフィックモード切替も充実しており、視覚表現重視の4K/60fpsから高性能重視の120fpsモードまで用途に応じて調整可能です。
Devil May Cry 5

Devil May Cry 5: Special Editionは、高速アクション向けに「(動的)1080p/120fpsモード」を搭載し、格闘シーンで“ターボ”のような滑らかさが体感可能です。
ただし、この120fpsモードはフレームレートが100~120fpsと高い一方で、場面によっては80fps台まで変動しやすく、特にカットシーンでは100fps未満になる場合もあります。4K+レイトレーシングモードも搭載し、画質優先で60fps前後を維持できますが、RTモードでは一部の場面で30fps台まで落ちることも報告されています。
ゴーストランナー

ゴーストランナーは、1080pで120fpsを目指すHigh Frame Rateモードを搭載し、PS5本体の設定次第では滑らかで反応の良いプレイが可能です。
ただし、モード切替にはPS5本体設定での「Performance Mode」有効化が必要で、これを忘れると60fps固定になるとの注意報もあります。Digital Foundryやredditでは、PS5版はシリーズXより安定した120fpsが期待でき、VRR併用でカクつき軽減されるため環境次第ではより快適との評価です。
ゴーストランナー 2

ゴーストランナー 2は、3種類のグラフィックモードがあり、High Frame Rateモードで1080p目標・120fps出力が可能です。液晶やOLEDなどの120Hz対応ディスプレイで滑らかな高速アクションが楽しめます。
Performanceモードでは動的4K/60fps、Qualityモードではネイティブまたは動的4K/30fpsが選択可能で、グラフィックと動作のバランスを好みに応じて調整できます 。
DIRT 5

DIRT 5は、パフォーマンスモードで最大120fps(約900~1440pの動的解像度)に対応し、滑らかな操作感と安定したレスポンスが魅力です。
DualSenseのアダプティブトリガー+ハプティック機能により、路面の質感や操作フィードバックがよりリアルに表現され、没入感が向上します。なお、4K/60fps対応のクオリティモードや解像度モードもあり、プレイスタイルや映像美重視に応じて選択可能です。
Ziggurat II

Ziggurat IIは、ド派手で爽快なローグライトFPSで、PS5ではPerformanceモードで120 fpsを実現。画質が落ちるものの、操作感の鋭さや反応速度は格別です。
プレイ中は視覚的に中毒性の高い戦闘と共に、120fpsによる超流動的な操作感を体験できると高評価を得ています。また、Push Squareなどの情報によれば、多くのPS5 120 fps対応タイトルのリストにも掲載されており、PS5ユーザーの間で注目度の高い作品の一つです。
黒い砂漠
黒い砂漠オンラインは、パフォーマンスモード設定でフレームレートの上限を60fpsから120fpsに引き上げることが可能で、一部ユーザーから“ヌルヌル”と称賛されています。
ただし、これはPS4版の互換性版で適用された機能追加で、安定した120fps動作には現世代向けネイティブアップデートの実装待ちという状態です。最新の公式対応により、720~1080pレンダリングから1440pにスケールされるパフォーマンスモードでは比較的快適とされており、HDR非対応ディスプレイでも改善が見られるとの声もあります。
Bright Memory Infinite
Bright Memory Infiniteは、120fpsパフォーマンスモードに対応。1080p〜1440pの動的解像度ながら、アクションの反応速度が強化され、DualSenseのアダプティブトリガーも活かされます。
ただし、Digital Foundry検証では「PS5は120fps維持に苦戦し、1440pの80%程度まで落ち込む場面が多い」と指摘されています。また、RT(レイトレーシング)+4K/60fpsモードも選べ、ビジュアル重視と動作重視の切り替えが可能な点も嬉しい仕様です。
MOUNT & BLADE II: BANNERLORD

Mount & Blade II: Bannerlordは、最大1,000ユニットの大規模戦闘を実現しつつ、パフォーマンスモードで動的4K/60fps(120fps非公式)をサポート。PS5ではFidelityモード(ネイティブ4K/30fps)とPerformanceモード(高fps)を自由に切り替えできるとの報告があります。
redditでは「PS5のパフォーマンス動作は安定していてバグやクラッシュも少ない」と評価する声が多く、パフォーマンスモードでの快適プレイが好評です。
テトリス エフェクト・コネクテッド

テトリス エフェクト・コネクテッドは、PS5専用にアップグレード可能で、4K/60fpsに対応する美麗映像&XR効果が強化された作品です。
ただし、PS5版においてはフレームレートは60fpsで固定され、PS VR2接続時のみ120fpsが活用可能 。PS VR2では「120fps・片眼2000×2040」の高リフレッシュレート表示に対応し、VRならではの没入感を追求した設計です。
Neon White

Neon Whiteは、「Performanceモード」で1080p固定・120fps出力に対応し、スピードランを設計されたインディーFPSならではの超滑らかな操作感を提供します。
PS5専用モードではフレームレートがロックされ、安定して120fpsを維持するため、ロード時間の速さと相まってストレスフリーなプレイ体験が可能です。
GRIS

GRISは、PS4版からの無償アップグレードで、ネイティブ4K/120fps対応。120Hzディスプレイを使用すれば、視覚的に滑らかなアニメーションと操作性が体感できます。
Redditでは「4K 120 fps, that's incredible」「120fpsは素晴らしいけど必須ではない」との賛否両論もありつつ、高解像度と高フレームレートの両方を求めるユーザーに評価されています。
オリオリワールド
オリオリワールドは、スケートボードに特化した2.5Dアクションゲームで、PS5では4K+120fps出力に対応。120Hz対応ディスプレイと組み合わせることで、アルティメットな滑らかさとビジュアル鮮明さが楽しめます。
開発元Roll7の公式PlayStation Blogで「4K and 120 FPS confirmed for PS5 with compatible devices」と明言されており、技術的な裏付けも万全。カラフルなステージ&トリック満載のプレイとの相性が良く、滑らかな操作性によってハイスコアへの追求がより快適になったという声が多く寄せられています。
Jumanji: The Video Game

Jumanji: The Video Gameは、次世代版として4Kダイナミック解像度+HDR、最大120 FPSに対応し、ロード時間も大幅に短縮されています。
4人協力プレイでジャングルを舞台にしたアクションアドベンチャーを楽しめ、家族や友人と気軽にプレイできる点が魅力です。ただしレビューでは「ゲームループが単調」「映像向上は感じられるが内容はミディアムレベル」との評価もあり、期待値とのギャップを注意する声があります。
Rogue Company
Rogue Companyは、パフォーマンスモードで最大120FPS対応となっており、PS5ネイティブの動的4Kレンダリングで滑らかなプレイが可能です。
一部ユーザーは「HDMI2.0でも問題なく120fps出ている」と報告しており、240Hz対応TVがなくても恩恵を得られるようです。Push SquareのPS5 120fps対応タイトル一覧にも確実に掲載されており、PC系FPSに近い軽快な操作性を求める人にもおすすめです。
モンスターボーイ 呪われた王国
モンスターボーイ 呪われた王国は、PS4版から無償アップグレードされ、ネイティブ4K/120fps対応のビジュアルパワーアップが実現されています。
手描きアニメのようなアートスタイルに加え、DualSenseの振動やスピーカーサポートも完全対応し、感触も含む表現が強化されています。redditでは「120Hzは本当に素晴らしい」と高評価され、“native 4K 120 FPS”の初期対応ゲームとしても注目されています。
THE LEGEND OF TIANDING 添丁の伝説

THE LEGEND OF TIANDING 添丁の伝説は、台湾の伝説的ヒーロー廖添丁を描いたレトロ風2D横スクロールアクションで、PS5版では高フレーム出力モードにより120 FPSで動作するとの報告があります。
手応えのある高速プラットフォーミングと格闘が魅力で、「非常にレスポンスが良い操作性」がユーザーから高評価を受けています。グラフィックは「昔ながらのコミック調」と称され、そのビジュアル表現が強い世界観を生み出しています。
The Touryst
The Tourystは、4K/120fps表示に対応し、内部では8Kレンダリング→4Kダウンサンプリング方式で高いビジュアルクオリティを実現しています。
redditでは「The Touryst will support … 4k at 120 fps on PS5」と報告され、「first Native 4K 120 FPS game」等として注目されました。高リフレッシュレートディスプレイに対応していれば、滑らかな動きと細部まで鮮明に映るビジュアルが堪能でき、探索ゲームの没入感が格段に向上します。
Quake
Quakeは、2021年10月の無償アップデートにより、ネイティブ4K/120fps出力に対応し、DualSenseのアダプティブトリガーも活用できます。
画質は4K固定&フレームレート120fpsで動作し、環境によっては1080p/120fpsとなることもあるものの、多くのプレイヤーが高リフレッシュレート体験を確認しています。Redditでは「LG C1で4K 120fpsが“完璧に動作した”」との報告があり、120Hz対応ディスプレイとの相性は良好です。
東方スペルカーニバル

東方スペルカーニバルは、2024年6月に発売された“弾幕シューティング×タクティクスRPG”で、博麗霊夢たちが幻想郷でスペルカード争奪戦を繰り広げる作品です。
グリッド上でリアルタイム戦略バトルを展開し、弾幕回避(グレイズ)やBomb、スペルカードによるアクションが絶妙に融合されています。PS5版はストア上で販売され、PS4/Switchとのクロスバイにも対応。パッケージ版や限定版にはアートブック、サウンドトラックなども同梱されています。
REYNATIS

REYNATISは、渋谷を舞台に魔法使いと捜査官の2人視点で進行するアクションRPGで、PS5に無償アップグレード可能です。
グラフィックの水準は「PS2世代のよう」と評される一方、動作は安定しており、フレームレートの低下やクラッシュが少ないと評価されている点は安心材料です。総評として「アイデア豊富な世界観と音楽は魅力だが、実際の戦闘システムや反復的な展開に改善余地あり」という評価で、セール時に購入を検討するユーザー向けです。
超探偵事件簿 レインコード プラス

超探偵事件簿 レインコード プラスは、最新のPS5向けパワーアップ版で、ネイティブ4K解像度対応+ロード時間が大幅に短縮されています。
ゲーム本編はフレームレート60fpsで非常に安定し、ほぼフルスピードのパフォーマンスが楽しめますが、カットシーンでは30fpsに落ちることもあります。PS5版には5本の追加サブストーリーやギャラリーモードが収録されており、新規要素も充実しています、
PS5で120fpsや4K表示をするための設定方法
PS5でゲームをプレイする際、高画質かつ高フレームレートの恩恵を最大限に受けるためには、正しい設定が必要不可欠です。PS5本体だけでなく、テレビやモニター、接続ケーブル側の設定も重要なポイントです。
ここでは、120fpsや4K表示を有効にするための具体的な手順と注意点をわかりやすく解説します。
PS5本体で120fps/4K出力を有効にする手順
PS5には、映像出力の設定を細かくカスタマイズできる機能があります。まずは以下の手順で120fpsや4K出力を有効にしましょう。
【手順】
- PS5のホーム画面から「設定」へ進む
- 「スクリーンとビデオ」を選択
- 「映像出力」の項目を開く
- 「解像度」を「自動」または「4K」に設定
- 「120Hz出力」を「自動」に設定
一部のゲームでは、ゲーム内で「パフォーマンスモード(高fps)」と「画質モード(高解像度)」の選択が必要です。設定後にゲームのオプションメニューも確認しましょう。
テレビ側の設定も忘れずに!HDMI入力の確認
PS5側で設定しても、テレビやモニターの設定が適切でなければ120fpsや4K出力は反映されません。特に以下のポイントを確認してください。
- HDMI入力端子が「4K 120Hz対応ポート」かどうか(複数ポートのうち一部のみ対応の場合あり)
- テレビの設定メニューで「ゲームモード」や「高帯域HDMI設定(例:HDMI拡張)」を有効にする
- 一部の機種では「VRR」や「ALLM」も手動で有効化が必要
テレビやモニターの型番で仕様を確認し、対応ポートを使っているかを念入りにチェックしましょう。
ケーブルの規格も重要?HDMI2.1/2.0の違い
PS5の性能を最大限に引き出すには、接続に使用するHDMIケーブルにも注意が必要です。
規格 | 最大解像度/フレームレート | 特徴 |
---|---|---|
HDMI 2.0 | 4K/60fps または 1080p/120fpsまで | 一般的なケーブルだが帯域に限界あり |
HDMI 2.1 | 4K/120fpsや8K対応、VRR・ALLMなども対応 | PS5で最高の映像体験が可能 |
HDMI 2.1対応のテレビやモニターを使用している場合は、必ず付属または市販のHDMI 2.1対応ケーブルを使いましょう。PS5に同梱されているHDMIケーブルは2.1準拠なので、基本的には問題ありません。
うまく表示されない時の対処法
設定を行ったにもかかわらず、120fpsや4K出力ができない場合は、以下の原因が考えられます。
- テレビやモニターが120Hzまたは4K出力に対応していない
- 接続ポートを間違えている(HDMI1しか120Hz非対応など)
- HDMIケーブルが古い規格で帯域不足
- ゲームソフトがそもそも120fps/4Kに対応していない
- ゲーム内で「パフォーマンスモード」が選ばれていない
これらのポイントをひとつずつ確認することで、原因の特定と解消が可能です。PS5本体の再起動や、テレビの設定初期化が有効な場合もあります。
PS5で120fps・4Kプレイをする際の注意点とQ&A
PS5は120fpsや4K出力に対応した強力なハードですが、実際にその性能を最大限活かすには周辺機器との相性や設定状況にも細心の注意が必要です。「設定したのに出力できない」「映像がカクつく」「最適なモニターが分からない」といった悩みを抱えるユーザーも少なくありません。
ここでは、そうしたトラブルや疑問に答える形で注意点やよくある質問をまとめました。
設定しても120fps/4Kにならない原因とは?
PS5側の設定やゲームの対応状況を満たしていても、実際に120fpsや4Kで表示されない場合があります。主な原因は以下の通りです。
- テレビ・モニター側が120Hzまたは4Kに対応していない
- HDMIケーブルが2.0規格以下で帯域不足になっている
- HDMIポートの接続ミス(対応していない入力端子を使用している)
- テレビの「HDMI高帯域モード」や「ゲームモード」がオフになっている
- ゲームソフトが120fps/4K出力に非対応、またはモード設定が必要
- PS5本体の「映像出力」設定が自動または手動で制限されている
上記を一つひとつ確認することで、多くの表示不具合は解決できます。
回線速度やモニターとの相性でパフォーマンス低下の可能性
120fpsや4K映像の快適なプレイには、グラフィック処理だけでなく周辺環境も影響します。
- 回線速度が不安定だと、オンライン対戦でラグが発生
- テレビ側に「応答速度の遅さ(Input Lag)」があると操作遅延が出る
- 4K表示中の「HDR+高fps」で、負荷が大きく一部ゲームでは安定動作しない
モニターとの相性(特にHDMIの対応状況やリフレッシュレート)や、Wi-Fiより有線LAN接続のほうが安定する点も重要です。
おすすめのモニター・テレビは?
120fps+4K表示を両立するには、HDMI2.1対応で120Hz表示可能なモニター・テレビを選ぶのが基本です。選定時のポイントは以下の通りです。
【モニターを選ぶ際のチェック項目】
- 解像度:4K(3840×2160)対応
- リフレッシュレート:120Hz以上
- HDMI2.1対応(帯域48Gbps以上)
- 応答速度:5ms以下がおすすめ(FPS用途なら特に)
- VRR(可変リフレッシュレート)やALLM対応があれば理想的
人気のモデルとしては、LGや、BenQ・ASUS・Gigabyteのゲーミングモニターが評価されています。
よくある質問
Q. PS5のすべてのゲームが120fps/4Kに対応していますか?
→ いいえ。対応タイトルのみです。多くのゲームでは「パフォーマンス(fps重視)」か「解像度(画質重視)」の切り替えが可能です。
Q. PS5に付属のHDMIケーブルは120fps/4Kに対応していますか?
→ はい。PS5に付属するHDMIケーブルはHDMI2.1規格対応です。
Q. フルHDのモニターでも120fpsは出せますか?
→ 可能です。ただし、モニターが120Hz以上に対応している必要があります。
Q. 4Kでプレイしているのにフレームレートが上がらないのはなぜ?
→ 一部のゲームでは、4Kと120fpsを両立できず、どちらかを選択する仕様になっています。
Q. オンラインプレイ中のラグは120fpsと関係ありますか?
→ 直接的には関係ありません。通信ラグの原因は回線速度やネットワーク遅延です。
まとめ
PS5は、これまでの家庭用ゲーム機とは一線を画す映像体験を提供してくれる次世代機です。特に「120fps対応」と「4K解像度」の両立により、滑らかな操作感と高精細なグラフィックを同時に楽しめる点は、ゲーマーにとって大きな魅力といえるでしょう。
この記事では、ジャンル別に厳選したおすすめの120fps対応ゲームソフトを12本紹介するとともに、4K対応の有無や設定方法、プレイ時の注意点についても詳しく解説しました。快適なプレイを実現するためには、PS5本体だけでなく、テレビ・モニター、HDMIケーブルなどの周辺機器のスペックや設定も重要です。
これからPS5の性能を最大限に活かしたゲーム体験を始めたい方は、本記事を参考に、自分に合ったタイトルや機器環境を整えてみてください。高フレームレートと高画質が生み出す没入感のあるプレイは、まさに次世代のエンターテインメント体験です。