最新のPS5ゲームをよりなめらかに、そして直感的に楽しむなら、120fpsに対応したゲーミングモニターの導入は欠かせません。高フレームレートに対応したモニターを使えば、動きの速いFPSやアクションゲームでも視認性が大幅に向上し、プレイの快適さや勝率に直結することもあります。
とはいえ、「120Hzや144Hzってどう違うの?」「PS5で120fpsを出すにはどんなモニターが必要?」といった疑問を抱える方も多いはず。
そこで本記事では、120fpsに対応したゲーミングモニターの選び方から、PS5に最適なおすすめモデル16選までをわかりやすくご紹介します。4K・フルHDの違いや、コスパ重視で選びたい方にも役立つ内容を網羅しているので、ぜひ最後までチェックしてみてください。
目次
- 1 120fps対応モニターとは?
- 2 120fps対応のゲーミングモニターの選び方
- 3 120fps対応のおすすめゲーミングモニター16選
- 3.1 ALGS公式モニター:SONY INZONE M10S
- 3.2 VCT公式モニター:BenQ ZOWIE XL2566X+
- 3.3 BenQ:ZOWIE XL2586X
- 3.4 ASUS:ROG Swift Pro PG248QP
- 3.5 BenQ:ZOWIE XL2566K
- 3.6 Pixio:PX259 Prime S
- 3.7 Dell:ALIENWARE AW2521H
- 3.8 I-O DATA:GigaCrysta LCD-GC251RXAB
- 3.9 BenQ:ZOWIE XL2546K
- 3.10 Acer:Nitro XV253QXbmiiprzx
- 3.11 Pixio:PX5 HAYABUSA2
- 3.12 I-O DATA:GigaCrysta EX-LDGC252UTB
- 3.13 BenQ:ZOWIE XL2411K
- 3.14 Acer:SigmaLine KG251QHbmidpx
- 3.15 Pixio:PX257 Prime
- 3.16 I-O DATA:GigaCrysta EX-LDGC242HTB
- 4 120fpsを活かすための周辺機器・設定ポイント
- 5 120fpsモニターはどんな人におすすめ?
- 6 よくある質問
- 7 まとめ
120fps対応モニターとは?
PS5の性能を最大限に引き出すには、120fps(フレーム/秒)で映像を表示できるモニターの存在が重要になります。
従来の60fpsでは見えなかった細かな動きや滑らかな映像表現が可能になるため、特にFPSや格闘ゲームなどスピード感が求められるジャンルでは大きな差が生まれます。
120fpsと60fpsの違いとは?
fps(フレームレート)は1秒間に表示される静止画の枚数を表す単位で、120fpsは60fpsの2倍のフレーム数を描画できることを意味します。この違いは、動きの速いシーンほど顕著に現れます。
例えば、敵が横切る一瞬の場面や視点を急に振ったときの背景のブレなど、60fpsではわずかに残像感が出るのに対し、120fpsではより滑らかで自然な動きになります。これにより視認性が向上し、瞬時の判断や操作が必要なゲームで有利に働きます。
PS5で120fpsを出すために必要な条件
ただ120fps対応のモニターを購入するだけでは、PS5でその性能を引き出すことはできません。以下のような条件を満たす必要があります。
- 対応ソフトであること
すべてのPS5ソフトが120fpsに対応しているわけではありません。
『Call of Duty: Modern Warfare II』や『Fortnite』など、対応タイトルでなければ高フレームレートは出せません。 - PS5本体の設定変更
「設定」>「スクリーンとビデオ」>「パフォーマンス優先」モードを有効にする必要があります。 - HDMI 2.1または2.0の接続
PS5本体はHDMI 2.1に対応していますが、モニター側もHDMI 2.1または2.0(1080p/120Hz)対応でなければ、120fps出力は不可能です。
リフレッシュレートとfpsの関係とは?
混同されがちですが、「fps(フレームレート)」と「リフレッシュレート(Hz)」は異なる概念です。fpsは映像信号が何枚のフレームを送るかを示し、Hzはモニターが1秒間に何回画面を書き換えられるかを表します。
たとえば、120fpsの映像を120Hzのモニターで表示することで、初めてその性能が発揮されます。一方で、60Hzのモニターに120fpsの映像を出力しても、結果的に60fpsしか表示されません。
そのため、120fpsを活かすには最低でも120Hzのリフレッシュレートに対応したモニターが必要になります。なお、144Hzや165Hzといった上位モデルなら、PCゲームや将来的なスペック拡張にも対応しやすくなります。
120fps対応のゲーミングモニターの選び方
120fpsに対応したゲーミングモニターといっても、価格帯や性能はさまざまです。PS5やPCで快適にゲームを楽しむためには、単に「高性能」なモデルを選べばいいというわけではありません。用途やプレイスタイルに合ったモニターを選ぶことで、満足度は大きく変わります。
リフレッシュレートで選ぶ
120fpsに対応するためには、モニター側が120Hz以上のリフレッシュレートに対応している必要があります。リフレッシュレートが低いと、せっかくPS5やPCが高フレームで出力しても、画面がカクついたり映像が引き延ばされてしまいます。
ゲーミングモニターの多くは120Hz・144Hz・165Hz・240Hzといったモデルが主流で、PS5で使うなら最低でも120Hz、PCゲームにも対応するなら144Hz以上を目安にするとよいでしょう。
画面サイズで選ぶ

モニターのサイズは視認性と没入感を大きく左右します。一般的には24〜27インチのモデルが人気ですが、設置環境や視聴距離に応じて選ぶのがポイントです。
- 24インチ前後:コンパクトなデスクや近距離プレイ向け。FPSに最適
- 27インチ以上:広い視野でRPGやレースゲームなどの没入感が高まる
- 32インチ〜:大画面で映画や映像鑑賞も兼ねるなら選択肢に
あまりに大きすぎると視点移動が増え、かえって疲れる場合もあるので注意しましょう。
パネルタイプで選ぶ

モニターの映像品質に大きく影響するのがパネルの種類です。主に以下の3つがあり、それぞれ特徴が異なります。
パネルの種類 | 価格 | 視野角 | メリット | デメリット | 使用用途 |
---|---|---|---|---|---|
TNパネル (TNTwisted Nematic) | 安い | 狭い | ・低コスト ・高速応答 ・低遅延 | ・色再現性が低い ・視野角が狭い | ・競技ゲーム ・一般ゲーム |
VAパネル (VAVertical Alignment) | 普通 | 普通 | ・コントラスト比の高さ ・そこそこの色再現度 | ・応答速度が遅い | ・動画視聴 ・一般ゲーム |
IPSパネル (IPS In Plane Switching) | 高い | 広い | ・色再現度の高さ ・画像品質の高さ ・広い視野角 | ・応答速度が遅め ・価格が高い | ・グラフィック作業 ・一般ゲーム |
とにかく応答性を重視するならTN、バランス型ならIPSがおすすめです。
解像度で選ぶ

解像度はゲームの映像美や文字の読みやすさに直結します。主な選択肢は以下の通りです。
略称 | アスペクト比 | ドット数 | 総ドット数 |
---|---|---|---|
WXGA | 約16:9 | 1366×768 | 104万9088 |
WXGA++ | 16:9 | 1600×900 | 144万0000 |
UXGA | 16:12 | 1600×1200 | 192万0000 |
FHD | 16:9 | 1920×1080 | 207万3600 |
WQHD | 16:9 | 2560×1440 | 368万6400 |
4K | 16:9 | 3840×2160 | 829万4400 |
PS5で4K/120fpsを目指す場合は、HDMI 2.1対応モニターを選ぶことも忘れずに。
値段で選ぶ
高性能なモニターほど価格も高くなりがちですが、予算に応じて賢く選ぶことも可能です。
- 1〜3万円台:フルHD/TN/120Hz以上対応のエントリーモデル
- 4〜6万円台:IPSパネル/144Hz対応などバランスの良い構成
- 7万円以上:4K/HDMI2.1/HDR対応などハイエンドモデル
「とりあえずPS5で快適に遊びたい」という方は、3〜5万円台のIPS×144Hz×フルHDモデルあたりから選ぶと失敗が少ないでしょう。
120fps対応のおすすめゲーミングモニター16選
ここでは、PS5やPCゲームで滑らかな映像を実現する120fps対応ゲーミングモニターの中から、特におすすめの16モデルを厳選して紹介します。選定にあたっては、リフレッシュレート、パネル種類、解像度、応答速度、価格帯のバランスに注目しました。
「コスパを重視したい」「4Kで楽しみたい」「FPS向けに応答速度重視」など、目的に応じたモデルが見つかるよう幅広く取り上げています。ぜひモニター選びの参考にしてください。
ALGS公式モニター:SONY INZONE M10S

画面サイズ | 27インチ (24.5インチモード搭載) |
リフレッシュレート | 最大480Hz |
応答速度 | 0.03ms(GTG) |
解像度 | 2560×1440(QHD) |
液晶パネル | 有機EL(OLED) |
入力端子 | DisplayPort 2.1 ×1(UHBR10対応) HDMI 2.1 ×2 USB Type-B(アップストリーム)×1 USB Type-A(ダウンストリーム)×2 USB Type-A(ソフトウェアアップデート用)×1 ヘッドホン出力 ×1 |
重量 | 約6.2kg |
SONY INZONE M10Sは、「Apex Legends Global Series Year 4 & 5」の公式モニターです。驚異的なスピードと次世代の映像美を誇る、eスポーツのために特別設計されたモニターです。プレイヤーの最高のパフォーマンスを引き出し、ファンには臨場感あふれる体験を提供。
コンパクトなスタンドは、サイズ以上に安定感があり、使いやすさも抜群。YukaFさんやImperial Halさんも絶賛する仕上がりなので本気でApex Legendsをやりたい方は迷わず選ぶことをお勧めします。
少々お高いですが、最高の環境でApex Legendsをプレイした方はこれ一択です。他のゲームでも必ず対応できるほどのリフレッシュレートを誇っているので、ぜひ購入を検討してみてください。
VCT公式モニター:BenQ ZOWIE XL2566X+

BenQ ZOWIE XL2566X+は、「VALORANT Champions Tour Pacific(VCT Pacific)」の公式モニターです。ZOWIEモニターのDyAc™ 2やBlack eQualizerといった機能により、プレイヤーは安定性と最高のパフォーマンスを実現。世界的にもプロ選手の73%がZOWIEモニターを愛用しているのだそうです。
DyAc™ 2技術により動きがよりクリアになり、素早いアクション中でもブレを最小限に抑えて視覚を鮮明にします。Paper Rexのf0rsakeNさんやsomethingさんも絶賛する仕上がりなので、本気でVALORANTをやりたい方は迷わず選ぶことをお勧めします。
BenQ:ZOWIE XL2586X

画面サイズ | 24.1インチ |
リフレッシュレート | 540Hz |
応答速度 | 0.5ms (GTG) |
解像度 | 1920×1080 (フルHD) |
液晶パネル | TNパネル 非光沢 |
入力端子 | HDMI 2.1 ×3 DisplayPort 1.4 ×1 ヘッドフォンジャック |
重量 | 約5.9kg |
BenQ ZOWIE XL2586Kは、プロゲーマー向けに滑らかなゲームプレイを楽しめるゲーミングモニターです。540Hzの高リフレッシュレートになっています。ゲーム内での激しいアクション効果を軽減して、残像感を最小限に抑える、進化した独自技術DyAc 2技術搭載。
DCI-P3 95%の広色域でこれまでより繊細な色味の再現が可能になっています。また、BenQ独自のDyAc™2テクノロジーを搭載しており、動きの激しいシーンでもブレを抑え、クリアな映像を提供してくれます。
ASUS:ROG Swift Pro PG248QP

画面サイズ | 24.1インチ |
リフレッシュレート | 540Hz |
応答速度 | 0.2ms(GTG) |
解像度 | 1920×1080 (フルHD) |
液晶パネル | Esports-TNパネル 非光沢 |
入力端子 | DisplayPort 1.4 DSC ×1 HDMI 2.0 ×2 イヤホンジャック USB 3.2 Gen 1 Type-A ×2 |
重量 | スタンドあり:約7.5kg スタンドなし:約3.6kg |
ASUS PG248QPは、滑らかなゲーム映像を映し出すeスポーツゲーミングモニターです。540Hzの超高リフレッシュレートと0.2msの高速応答速度を備えており、非常に滑らかで迅速な映像表示が可能です。
モーションブラー軽減機能を強化したNVIDIA G-SYNC Ultra Low Motion Blur 2が、動きの速い場面でも2000Hz以上のブレのない鮮明な映像を実現しています。
BenQ:ZOWIE XL2566K

画面サイズ | 24.5インチ |
リフレッシュレート | 360Hz |
応答速度 | 0.5ms (GTG) |
解像度 | 1920×1080 (フルHD) |
液晶パネル | TNパネル 非光沢 |
入力端子 | HDMI 2.0 ×2 DisplayPort 1.4 ×1 ヘッドフォンジャック |
重量 | 約6.2kg |
ZOWIE XL2566Kは、BenQ社のゲーミングキーボードです。リフレッシュレートは360Hzと非常に高く、最高レベルの滑らかさと応答速度で撃ち負けない性能になっています。
価格は高いですが、その分性能はかなり高いです。また、BenQ独自のDyAc⁺™テクノロジーを搭載しており、動きの激しいシーンでもブレを抑え、クリアな映像を提供してくれます。
Pixio:PX259 Prime S

画面サイズ | 24.5インチ |
リフレッシュレート | 360Hz |
応答速度 | 1ms (GTG) |
解像度 | 1920×1080 (フルHD) |
液晶パネル | IPSパネル 非光沢 |
入力端子 | DisplayPort 1.4 ×2 HDMI 2.0 ×1 |
重量 | 約2.8kg |
PX259 Prime Sは、発色の良いIPSパネルに高い視認性を発揮するゲーミングモニターです。360Hzの超高リフレッシュレートを備えた、競技ゲーマーのために作られています。
多くのクリエイターが愛用するIPSパネルを採用。表示遅延や画面のカクツキを気にせずにゲームを楽しめる用に設計されています。また、IPSパネルを採用しているため、広視野角と鮮やかな色彩表現が特徴です。
Dell:ALIENWARE AW2521H

画面サイズ | 24.5インチ |
リフレッシュレート | 360Hz |
応答速度 | 1ms (GTG) |
解像度 | 1920×1080 (フルHD) |
液晶パネル | Fast IPSパネル 非光沢 |
入力端子 | HDMI 2.0 ×2 DisplayPort 1.4 ×1 オーディオラインアウト ヘッドフォンジャック USB 3.2 Gen 1 アップストリーム ×1 USB 3.2 Gen 1 ダウンストリーム ×4 |
重量 | スタンドあり:約6.9kg スタンドなし:約4.5kg |
AW2521Hは、Dell社のALIENWAREブランドから出ているゲーミングモニターです。240Hzの高リフレッシュレートと応答速度1ms。
動きのブレを軽減し反応性を高めながら、広い視野角による鮮明な画像の維持を実現。NVIDIA® G-SYNC®およびNVIDIA Reflex Latency Analyzerに対応しており、滑らかな映像表示が可能です。
I-O DATA:GigaCrysta LCD-GC251RXAB

画面サイズ | 24.5インチ |
リフレッシュレート | 360Hz |
応答速度 | 0.2ms(GTG) |
解像度 | 1920×1080 (フルHD) |
液晶パネル | AHVAパネル 非光沢 |
入力端子 | HDMI×2 DisplayPort×1 USB Type-C×1 |
重量 | スタンドあり:約5.5kg スタンドなし:約3.2kg |
GigaCrysta LCD-GC251RXABは、高速なレスポンスを実現したプロゲーマー向けのゲーミングモニターです。360Hzの超高速リフレッシュレートに対応。
広視野角にも対応しているモデルのため、視野角を広く設定したい人におすすめなスペックになっています。また、広視野角のAHVAパネルを採用しているため、どの角度から見ても色鮮やかな映像を楽しめます。
BenQ:ZOWIE XL2546K

画面サイズ | 24.5インチ |
リフレッシュレート | 240Hz |
応答速度 | 0.5ms (GTG) |
解像度 | 1920×1080 (フルHD) |
液晶パネル | TNパネル 非光沢 |
入力端子 | HDMI 2.0 ×3 DisplayPort 1.2 ×1 ヘッドフォンジャック |
重量 | 約6.2kg |
BenQ ZOWIE XL2546Kは、ゲームに特化した24.5インチのゲーミングモニターです。240Hzのリフレッシュレートと0.5msの応答速度で、FPSなどのゲームに最適です。また、モーションブラーを防ぐために専用のDyAcテクノロジーがついているので、プロゲーマーからも人気です。
eスポーツ大会でもよく使用されています。その理由は、ゲーム中の動きが滑らかで、敵を確認するための画像がクリアなので、ゲームでアドバンテージを得られるからです。
Acer:Nitro XV253QXbmiiprzx

画面サイズ | 24.5インチ |
リフレッシュレート | 240Hz |
応答速度 | 0.5ms (GTG) |
解像度 | 1920×1080 (フルHD) |
液晶パネル | IPSパネル 非光沢 |
入力端子 | HDMI 2.0 ×2 DisplayPort 1.2 ×1 ヘッドフォンジャック USB 3.0 ×4 |
重量 | スタンドあり:約5.3kg スタンドなし:約3.24kg |
Nitro XV253QXbmiiprzxは、Acer社の大人気Nitroシリーズのゲーミングモニターです。応答速度は0.5msで、リフレッシュレートは240Hz対応。さらに、NVIDIA® G-SYNC® Compatibleにも対応しており、ティアリングやスタッタリングを抑制し、快適なゲーム体験を生み出します。
IPSパネル搭載により、どの角度からも均一で鮮明。VESA DisplayHDR 400対応により、コンテンツの明るい部分と暗い部分を高いコントラストでくっきり表示することができます。
Pixio:PX5 HAYABUSA2

画面サイズ | 24.5インチ |
リフレッシュレート | 240Hz |
応答速度 | 1ms (GTG) |
解像度 | 1920×1080 (フルHD) |
液晶パネル | IPSパネル 非光沢 |
入力端子 | HDMI 1.4 ×1 HDMI 2.0 ×1 DisplayPort 1.2 ×1 ヘッドフォンジャック |
重量 | 約4.23kg |
PX5 HAYABUSA2は、Pixio社のモニターです。最大240Hzの高リフレッシュレートに対応していて応答速度0.6msとなっています。また、IPSパネルを採用しているため、広視野角と鮮やかな色彩表現が特徴です。
驚異的な滑らかさと驚くほど鮮明なビジュアルになっていて、ベゼルも少ないのでマルチディスプレイにも最適です。
I-O DATA:GigaCrysta EX-LDGC252UTB

画面サイズ | 24.5インチ |
リフレッシュレート | 240Hz |
応答速度 | 0.4ms(GTG) |
解像度 | 1920×1080 (フルHD) |
液晶パネル | TNパネル 非光沢 |
入力端子 | HDMI×2 DisplayPort×1 ヘッドフォン端子 |
重量 | スタンドあり:約6.9kg スタンドなし:約4.4kg |
LDGC252UTBは、I-O DATA社のゲーミングモニターです。240HZの高リフレッシュレートでなめらかで美しいクッキリ映像が楽しめます。
さらに、AMD FreeSync™ Premiumに対応しており、ティアリングやスタッタリングを防ぎ、快適なゲーム体験を実現します。Night Clear Visionでゲームの暗いシーンに隠れた敵もより鮮明に映し出すことができます。
BenQ:ZOWIE XL2411K

画面サイズ | 24インチ |
リフレッシュレート | 144Hz |
応答速度 | 1ms (GTG) |
解像度 | 1920×1080 (フルHD) |
液晶パネル | TNパネル |
入力端子 | HDMI 1.4 ×2 HDMI 2.0 ×1 DisplayPort 1.2 ×1 ヘッドフォンジャック |
重量 | 約5.9kg |
BenQ ZOWIE XL2411Kは、Amazonベストセラー1位にもなったゲーミングモニターです。初心者にぴったりのちょうどいいスペックです。
また、PS5やXbox Series Xとの接続時には120Hzでの表示にも対応。144HzはFPSゲームで基準値とされるリフレッシュレートなので、適当に買うくらいならコレ一択です。
Acer:SigmaLine KG251QHbmidpx

画面サイズ | 24.5インチ |
リフレッシュレート | 144Hz |
応答速度 | 0.6ms (GTG) |
解像度 | 1920×1080 (フルHD) |
液晶パネル | TNパネル 非光沢 |
入力端子 | DVI-D(デュアルリンク対応)×1 HDMI 1.4×1 DisplayPort 1.2×1 |
重量 | スタンドあり:約4.2kg スタンドなし:約3.7kg |
KG251QHbmidpxは、Acer社のゲーミングモニターです。0.6msの高速応答速度と144Hzのリフレッシュレートを備えており、動きの速い映像も滑らかに表示できます。
黒の強弱を調節して、暗がりの視認性を高める機能付き。10段階から選択できるので、シーンに応じてお好みのレベルを簡単に設定できます。
Pixio:PX257 Prime

画面サイズ | 24.5インチ |
リフレッシュレート | 144Hz |
応答速度 | 1ms (GTG) |
解像度 | 1920×1080 (フルHD) |
液晶パネル | IPSパネル 非光沢 |
入力端子 | HDMI 1.4 ×2 DisplayPort 1.2 ×1 ヘッドフォンジャック |
重量 | 約3.7kg |
PX257 Primeは、発色の良いIPSパネルに高い視認性を発揮する144Hzの高リフレッシュレートを備えた、競技ゲーマーのために作られたゲーミングモニターです。
応答速度1ms(GTG)により、素早い動きもくっきりと表示。表示遅延や画面のカクツキを気にせずにゲームを楽しめるスペックです。IPSパネルを採用しているため、広視野角と鮮やかな色彩表現が特徴です。
I-O DATA:GigaCrysta EX-LDGC242HTB

画面サイズ | 23.6インチ |
リフレッシュレート | 144Hz |
応答速度 | 0.6ms(GTG) |
解像度 | 1920×1080 (フルHD) |
液晶パネル | TNパネル 非光沢 |
入力端子 | HDMI×3(HDMI 1:144Hz対応、HDMI 2/3:120Hz対応) DisplayPort×1 |
重量 | 約3.6kg(ネック・台座除く) |
GigaCrysta EX-LDGC242HTBは、I-O DATA社のゲーミングモニターです。144Hzの高速リフレッシュレート対応でなめらかで美しい映像を表示可能。HDR10信号入力に対応し、より広いダイナミックレンジの映像を楽しむことができます。
さらに、暗いシーンをより鮮明に表示する「Night Clear Vision」機能や、背面のロゴが光るイルミネーション機能を搭載しています。
120fpsを活かすための周辺機器・設定ポイント
120fps対応のゲーミングモニターを購入しても、それだけで滑らかな映像が自動的に出力されるわけではありません。特にPS5と接続する際には、周辺機器の仕様や本体・モニター側の設定にも注意が必要です。
ここでは、せっかくの120fps環境を無駄にしないために確認すべき周辺機器と設定のチェックポイントを解説します。購入直後の初期設定にぜひ役立ててください。
HDMIケーブルのバージョンに注意
PS5は標準でHDMI 2.1ポートを搭載しており、最大で4K/120fpsの出力に対応しています。しかし、モニター側がHDMI 2.0しか対応していない場合や、ケーブルが古い規格の場合、性能が制限されてしまうことがあります。
特に注意すべき点は以下の通りです。
- HDMI 2.1対応モニターであれば、HDMI 2.1ケーブル必須
- HDMI 2.0モニターでは、120fps出力はフルHDまで
- 付属ケーブル以外を使う場合は、「Premium High Speed HDMI」や「Ultra High Speed HDMI」の表記を確認
間違ったケーブルを使ってしまうと、120fpsどころか60fps止まりになるケースもあるため、ケーブル選びにも気を配る必要があります。
PS5側の設定を確認
PS5は初期設定のままだと、すべてのゲームが120fpsで動作するわけではありません。システム側の出力設定を変更する必要があります。
具体的には、以下の手順を行ってください。
- 「設定」>「セーブデータとゲーム/アプリ設定」を選択
- 「ゲームプリセット」>「パフォーマンスモードまたは解像度モード」
- 「パフォーマンス優先」にチェックを入れる
この設定を有効にすることで、対応タイトルであれば自動的に高フレームレート表示が優先されるようになります。
また、「スクリーンとビデオ」>「映像出力」から自動設定されている出力モードが120Hzに対応しているかを確認しておくと安心です。
モニターのゲームモードを有効化
ゲーミングモニターの多くには、「ゲームモード」「低遅延モード」「オーバードライブ」などの名称で、表示遅延を減らす専用モードが搭載されています。
しかし、これらの機能は初期状態ではオフになっていることも多く、有効化しないと最大限の性能が発揮されません。
設定項目はモニターごとに異なりますが、以下をチェックしておくとよいでしょう。
- 「Game Mode」「Gaming」「Fast」などのモードを選択
- オーバードライブ機能を有効にして残像感を軽減
- 自動入力検出(Auto Input Detect)をオンにしてPS5接続を最適化
これにより、応答速度が改善され、120fpsの効果がより実感しやすくなります。映像の美しさより反応速度を優先したいゲームジャンルでは特に重要です。
120fpsモニターはどんな人におすすめ?
「120fps」と聞くと、プロゲーマーや一部のコアなユーザー向けの機能のように感じるかもしれません。しかし、実際にはゲームのジャンルやプレイスタイル次第で、多くの人にとってメリットがある機能です。
FPSや格ゲーをプレイする人
一瞬の判断と反応が勝敗を分けるゲームにおいて、120fpsは極めて大きな武器になります。
たとえばFPS(ファーストパーソン・シューティング)では、敵の動きや照準合わせが少しでも滑らかになるだけで、エイム精度が格段に向上します。格闘ゲームでも、フレーム単位で技の発動やガードが行われるため、遅延や表示のズレが少ない環境は圧倒的なアドバンテージとなります。
ヌルヌル動く高フレームレートが好みの人
ゲームのジャンルに関係なく、滑らかな動きにこだわる人にも120fps対応モニターはおすすめです。たとえばオープンワールド系のアクションRPGやレースゲーム、スポーツゲームでも、高フレームレートは映像表現のリアルさを引き上げてくれます。
「細かなカメラ操作時のカクつきが気になる」「美しいグラフィックをより自然な動きで楽しみたい」――そんな方には、高リフレッシュレートモニターが強い味方になります。
eスポーツを目指す上級ゲーマー
本格的にゲームに取り組むなら、対戦相手と同じかそれ以上の環境を整えることが大切です。eスポーツ大会では120fps以上の表示環境が標準になりつつあり、60fps環境では不利になる可能性もあります。
また、トレーニング効率やプレイ分析の精度にも影響するため、日々の練習の質を高めるためにも、高リフレッシュレート環境は必須とも言えるでしょう。
特に競技シーンに憧れを持っている方や、配信や大会出場を視野に入れている方は、迷わず120fps対応のモニターを選ぶべきです。
よくある質問

120fps対応モニターに関する情報は多いものの、いざ購入を検討する段階になると、細かな疑問が次々に出てくるものです。
ここでは、読者の方から特によく寄せられる質問を中心に、実際の使用シーンに即した形で丁寧に解説していきます。
120fpsと144Hzは何が違うの?
混同されがちですが、「fps(フレームレート)」と「Hz(リフレッシュレート)」は異なるものです。
- fps:ゲーム機やPCが1秒間に出力する映像のフレーム数
- Hz:モニターが1秒間に画面を何回更新するか(描画能力)
たとえば、120fpsのゲームを144Hzのモニターで表示する場合、余裕を持って描画できるという意味であり、fps値とHz値が必ず一致する必要はありません。ただし、モニターが60Hzなど低リフレッシュレートだと、120fpsの滑らかさは活かせなくなります。
安いモニターでも120fpsは出せる?
はい、最近では2〜3万円台のモデルでも120fpsに対応したゲーミングモニターが多数登場しています。
特にフルHD(1920×1080)解像度のモデルであれば、性能と価格のバランスが良く、手頃な価格帯で高リフレッシュレートが手に入ります。
ただし、HDMIのバージョンや応答速度、パネル品質なども重要なので、「安いだけ」のモニターを選ばないよう注意しましょう。
PS5で60fpsのゲームはどう映る?
PS5で60fpsまでしか対応していないゲームを、120Hzや144Hzのモニターに表示することは可能です。この場合、モニター側が60fpsの出力に合わせて映像を表示するため、表示はスムーズに行われます。
つまり、120Hzモニターであっても、60fpsゲームがカクつくようなことはなく、モニター側が自動的に調整する仕組みになっているので安心です。
ただし、120fpsのようなヌルヌル感は得られませんが、遅延の少なさや応答速度の面では依然として利点があります。
120Hz未対応のモニターでも使える?
PS5は接続されたモニターの仕様を自動で検出するため、120Hz非対応モニターであっても映像出力は行われます。ただし、その場合は最大60fpsまでに制限されるため、120fpsに対応したゲームであっても本来の滑らかさは得られません。
一方で、HDRや色表現に優れたモニターなど、映像美を重視するユーザーであれば、あえて60Hzモデルを選ぶケースもあります。用途や好みによって選ぶ基準が変わる点を踏まえ、自分のプレイスタイルに合った環境を整えることが大切です。
まとめ
120fps対応のゲーミングモニターは、PS5やPCゲームでより滑らかで臨場感のある映像体験を実現するための重要なアイテムです。特にFPSや格闘ゲームのように反応速度が求められるジャンルでは、視認性や操作性の違いがプレイの質に直結します。
モニター選びでは、リフレッシュレート・解像度・パネルタイプ・HDMIのバージョンなど、複数の要素をバランスよく考慮することがポイントです。また、120fpsを最大限に活かすには、PS5本体の設定やHDMIケーブルの規格、モニター側のゲームモードといった周辺環境の整備も欠かせません。
今回紹介したおすすめモニター10選の中には、コスパに優れたエントリーモデルから4K・HDMI2.1対応のハイスペック機まで幅広く揃っています。ぜひ、自分のプレイスタイルや設置環境に合った1台を見つけて、より快適で没入感のあるゲーム体験を手に入れてください。