反応速度が勝敗を分けるFPSゲームにおいて、ゲーミングキーボードの選び方は極めて重要です。
プロゲーマーや上級者が愛用するキーボードには、打鍵感や軸の種類、キー配置などに工夫が凝らされており、ほんのわずかな入力の差が、撃ち勝つかやられるかを決定づけます。
この記事では、2025年最新のFPS向けゲーミングキーボードを厳選して紹介します。赤軸や銀軸などの軸の違いや、テンキーレス・JIS/US配列などの選び方、さらにはプロが使用するモデルや設定方法まで、FPSで勝ちたいゲーマーに向けて徹底解説します。
VALORANTやApex Legends、FortniteなどのFPSで上達したい方は、ぜひ参考にしてください。
目次
- 1 ゲーミングキーボードと一般キーボードの違い
- 2 ゲーミングキーボードの選び方
- 3 FPSで人気のキーボードメーカー
- 4 FPSにおすすめのゲーミングキーボード
- 4.1 Wooting 60HE
- 4.2 Wooting 80HE
- 4.3 SteelSeries Apex Pro / TKL
- 4.4 SteelSeries Apex Pro Mini
- 4.5 Razer Huntsman V3 Pro / TKL
- 4.6 Razer Huntsman V3 Pro Mini
- 4.7 Logicool G PRO X TKL RAPID
- 4.8 Logicool G PRO X 60 LIGHTSPEED
- 4.9 Logicool G913 / TKL
- 4.10 REALFORCE GX1
- 4.11 ZENAIM KEYBOARD
- 4.12 ASUS ROG Falchion Ace HFX
- 4.13 Sikakeyb Castle HM66
- 4.14 VSPO! GEAR ゲーミングキーボード
- 4.15 Ducky One 2 Mini Pure White RGB 60%
- 4.16 Corsair K65 RAPIDFIRE
- 5 FPSジャンル別おすすめゲーミングキーボード
- 6 よくある質問
- 7 まとめ
ゲーミングキーボードと一般キーボードの違い

ゲーミングキーボードと一般的なキーボードの最大の違いは、ゲームをプレイを最適化するために作られた設計となっています。
特に機動力が求められるFPSでは、迅速な反応やカスタマイズ性が求められることが多いです。それでは、実際に搭載されていることが多いゲーミングキーボードの機能について見ていきましょう。
ゲーミングキーボード特有の機能
ゲーミングキーボードに搭載されていて、一般的なキーボードには無い機能はたくさんあります。一覧にしてみると、
・耐久性が高い
・デザイン性が高い
・キーの反応速度が早い
・打鍵感を変えることができる
・複数キーの同時押しができる
・キースイッチ(軸)で音も変えられる
・プログラムキーで細かな設定ができる
・一般的なキーボードよりも高価となっている
通常のキーボードは仕事の利用などにも使えるように安価かつシンプルなデザインになっていることが多く、複数キーの同時押しやスイッチも変えられないのが欠点です。
ゲーミングキーボードではほぼ全てのパーツをオーダーメイドできるものもあるため、反応速度や打鍵感、デザインに至るまで自分好みに変えることができます。プロゲーマーでは自分のカスタマイズにして使用している方も多いので、何を重要視するのか考えてみてください。
ゲーミングキーボードの選び方

ゲーミングキーボードを選ぶ際は、大きく5つの要素を考えて選ぶ必要があります。キーボードの種類・サイズ・接続・軸・配列のそれぞれに選択肢が選択肢があり、特徴も違います。これらの要素を比較して、最適なゲーミングキーボードを選んでみてください。
この要素は、様々なFPSゲームに合わせたゲーミングキーボードを選ぶときに注意したいポイントを書いているのでぜひご覧ください。
キーボードの種類を選ぶ
ゲーミングキーボードには大きく分けてメカニカル・メンブレン・パンタグラフの3種類があります。以下に表としてまとめています。
特徴 | メカニカルキーボード | パンタグラフキーボード | メンブレンキーボード |
---|---|---|---|
打鍵感 | 一貫した押下感 | 浅く、クリック感が少ない | やわらかく、しっとりした感触 |
音 | クリッキーで大きい音 | 非常に静か | 比較的静か |
耐久性 | 高い | 中程度から高い | 中程度 |
価格 | 高価格帯 | 中価格帯 | 安価格帯 |
レスポンスタイム | 速い。ゲーミング用に最適化されていることが多い。 | 比較的速いが、ゲーミング用に特化しているわけではない。 | 比較的遅い。 |
メカニカルキーボードは耐久性が高く、個別のスイッチにより高い反応速度とクリック感が特徴です。パンタグラフキーボードはノートパソコンに利用されるような非常に薄型になっています。そして最後に、メンブレンキーボードは静かで薄型、低価格になっています。ゲームの種類や好みに合わせて選んでみてください。
キーボードのサイズを選ぶ

ゲーミングキーボードのサイズは、使用するスペースや持ち運びの便利さに繋がります。キーボードには「フルサイズ」「テンキーレス」「コンパクト」の3種類が存在します。
キーボードタイプ | メリット | デメリット |
---|---|---|
フルサイズ | 多機能 完全なキーレイアウト | 大きい 重い |
テンキーレス | コンパクト 持ち運びやすい | テンキーがない |
コンパクト | 最小限 非常にポータブル | 機能制限 慣れが必要 |
フルサイズキーボードは、テンキーを含む全てのキーが利用可能ですが、大きいためスペースが必要になります。テンキーレスやコンパクトサイズのキーボードは、キーの数が少なく作られているため、持ち運びが簡単で限られたスペースでも使用できるようになっています。
自分のデスク環境とゲームに合わせて、適切なサイズのキーボードを選ぶことが大切です。
キーボードの接続(有線/無線)を選ぶ

キーボードの接続タイプは、基本的に有線と無線があります。有線は安定した接続が特徴で、レイテンシーが少ないです。無線は自由度が高く、デスクの整理がしやすいですが、バッテリー寿命や接続の安定性を考慮する必要があります。
種類 | メリット | デメリット |
---|---|---|
無線 | デスクがすっきり 移動や配置が自由 | 電池交換または充電が必要 時々接続の遅延がある |
有線 | 安定した接続 電池や充電の心配なし | ケーブルによる場所の制限 デスクがごちゃごちゃしやすい |
キーボードの軸(スイッチ)を選ぶ

メカニカルキーボードのキースイッチには、リニアタイプ、タクタイルタイプ、クリッキータイプがあります。リニアは滑らかな押下感、タクタイルは確かな押下感、クリッキーはクリック音と押下感が特徴です。使用感と音によって好みが分かれます。
また、メカニカルキーボードではスイッチの軸を選ぶことで、打鍵感や打鍵音を変えることができます。軸の種類ごとの特徴を以下の表にまとめました。
キースイッチ | 特徴 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|
リニア | 一定の抵抗感 静か | 滑らかなキー操作 静かで快適 | 打鍵の確認が難しい |
タクタイル | 押下時に「段差」感あり | 打鍵感が明確 タイピング精度向上 | リニアより音が大きい |
クリッキー | 押下時にクリック音 | 明確なフィードバック 打鍵の満足感 | 音が大きくうるさい |
キーボードの配列(日本語/英語)を選ぶ

キーボード配列は、主に日本語配列と英語配列があります。日本語配列は日本語入力に適していますが、キー数が多く、コンパクトさに欠ける場合があります。英語配列はシンプルで、国際的な標準配列です。
間違って英語配列を買ってしまうと、日本語配列とキーの位置が異なるので使いづらくなってしまう可能性があります。慣れるまでに時間がかかるので、間違えないように購入しましょう。他にもANSI配列やISO配列など種類がたくさんあるため、自分が使っているキーボードと変わっていないのか確認してみてください。
FPSで人気のキーボードメーカー
ゲーミングキーボードのメーカーには、海外製品が多く、特徴的な機能もバラバラなので選ぶのが難しい人も多いと思います。以下に一覧表にまとめてみたので参考にしてみてください。
メーカー | 国 | 選ばれる理由 | 主な特徴 |
---|---|---|---|
Logicool | スイス | 信頼性の高い品質 手頃な価格 | 幅広い製品ラインナップ 耐久性を重視したデザイン |
SteelSeries | デンマーク | 高性能で革新的な製品 | ゲーマーに最適化したデザイン 高度なカスタマイズ機能 |
Razer | アメリカ | スタイリッシュ 高いパフォーマンス | 鮮やかなRGB照明 高度なカスタマイズオプション プロゲーマーに人気 |
Corsair | アメリカ | 優れた品質 パフォーマンス | 高耐久性と高性能を備えた製品 カスタマイズ性に高さ |
Wooting | オランダ | 革新的な入力技術 元祖ラピッドトリガー | アナログキーストローク機能 高度なカスタマイズ性 |
Ducky | 台湾 | 信頼性の高いビルド品質 カスタマイズ性 | 豊富なカラーバリエーション カスタマイズ可能なキーキャップ |
REALFORCE | 日本 | 高品質な東プレスイッチ | 高いタイピング精度と快適性 優れた耐久性 |
ZENAIM | 日本 | 日本プロゲーマーの品質 | プロゲーマー向け 高度な機能とデザイン |
メーカーごとに、様々な面で特徴を持っていて色々なニーズに応じたゲーミングキーボードを販売しています。
海外製であればLogicoolやSteelSeriesなどの様々なゲーミングデバイスをリリースしている世界で大人気のデバイスメーカーです。また、海外性ではなく、日本製を使いたい方にはREALFORCEやZENAIMといった国内ブランドもあるので、ぜひ検討してみてください。
最終的には好みになると思いますが、どのような強みがあるのかも注目して選んでみてください。それではいよいよオススメゲーミングキーボードの紹介です。
FPSにおすすめのゲーミングキーボード
FPSのプロゲーマーやストリーマーがよく利用しているゲーミングキーボードをまとめました。中でもメーカーごとの最新ゲーミングキーボードを紹介していますので、ぜひ購入の参考にしてみてください。
Wooting 60HE

サイズ | 60% | キー配列 | US / ANSI |
ポーリングレート | 1000Hz | 使用者(一部) | YukaF Meltstera |
Wooting 60HEは、最も早くラピッドトリガー機能を搭載して話題となった世界初のゲーミングキーボードです。プロゲーマーを始め、ストリーマーもこぞって購入することになりました。アクチュエーションポイントは0.1mmから4.0mmの範囲で個別に設定可能で、素早いキー入力が可能です。
Wooting 60HEには「Wootility」というソフトウェアが搭載されています。非常に使いやすく、Wooting 60HEは4つのキーボードプロファイルを設定できます。キー設定をゲームや環境に合わせて保存しておくことが可能です。また黄色のフックもおしゃれなポイントです。
Wooting 80HE

サイズ | 80% | キー配列 | US / ANSI |
ポーリングレート | 1000Hz | 使用者(一部) | ZmjjKK Meiy |
Wooting 80HEは、アナログ入力対応の高性能テンキーレスゲーミングキーボードです。ラピッドトリガーを搭載しており、0.1mm単位でアクチュエーションポイントを調整できます。
キーごとの入力深度調整が可能で、Lekkerスイッチにより正確でカスタマイズ性の高い操作を実現。RGBバックライトや耐久性にも優れ、ゲーマーやクリエイターに最適です。
SteelSeries Apex Pro / TKL

サイズ | 60~100% | キー配列 | JP / US |
ポーリングレート | 1000Hz | 使用者(一部) | Zerost xnfri |
SteelSeries Apex Proは、2023年にアップデートによってラピッドトリガー機能を搭載したゲーミングキーボードです。これまでApex Legendsプレイヤーが使ってきたところに新たに機能が加わり、多くのプレイヤーが使うことになりました。
Apex Proではラピッドトリガー機能のON/OFFを簡単に切り替えることができます。SteelSeriesキーとTキーを押すか、OLEDスクリーンのメディアボタンを長押ししてメニューから選択することで、機能を有効化/無効化することができます。
SteelSeries Apex Pro Mini

Apex Pro Miniは、SteelSeriesが出しているゲーミングキーボードです。コンパクトな60%サイズのデザインになっています。
世界最速のキーボードと称され、通常のキーボードと比べて11倍の速度で反応できます。キーの押し方に応じて、1つのキーに2つのアクションを設定することが可能になっています。
Razer Huntsman V3 Pro / TKL

サイズ | 80~100% | キー配列 | JP / US |
ポーリングレート | 1000Hz | 使用者(一部) | stax BuZz |
Razer Huntsman V3 Proは、最先端のアナログオプティカルスイッチとラピッドトリガーモードを搭載し、驚異的な速さとアクチュエーションの微調整ができるゲーミングキーボードです。押下圧が40Gの軽いキーが搭載されており、素早い操作ができます。
マルチファンクションデジタルダイアルと専用コントロールボタンを搭載しており、音量調整やアナログスイッチ設定・メディアコントロール・カスタムマクロなどを簡単に管理でき、非常に多機能な点が人気な理由です。
Razer Huntsman V3 Pro Mini

Razer Huntsman V3 Pro Miniは、究極の速さを実現するラピッドトリガーモードを搭載したゲーミングキーボードです。60%サイズキーボードでコンパクト。
航空機用アルミニウムを採用した滑らかなブラッシュ金属仕上げの頑丈なキーボードケースは、高頻度の酷使にも耐えうる湾曲防止設計になっています。
Logicool G PRO X TKL RAPID

サイズ | 80% | キー配列 | JP / US |
ポーリングレート | 1000Hz | 使用者(一部) | Shao Jawgemo |
Logicool G PRO X TKL RAPIDは、プロフェッショナル向けの超高速レスポンスと信頼を備えた高精度のラピッドトリガー搭載ゲーミングキーボードです。
35gの押下圧による軽快な操作感で、安定性と高速性を両立し高パフォーマンスを実現。磁気アナログスイッチは、全体のキーストロークにおいてタクタイルバンプや音のクリックがなく、一貫して直線的な反応を提供してくれます。
Logicool G PRO X 60 LIGHTSPEED

サイズ | 60% | キー配列 | JP / US |
ポーリングレート | 1000Hz | 使用者(一部) | Wo0t SangJoon |
Logicool G PRO X 60は、プロゲーマーと共同開発した60%サイズのミニキーボードです。デスクスペースを最大限に生かせて、専用ケース付属し持ち運びにも便利。
耐摩耗性に優れ、光透過特性を向上させる高品質なPBTキーキャップを採用して、スムーズかつしっかりとした打鍵感になっています。
Logicool G913 / TKL

サイズ | 80~100% | キー配列 | JP / US |
ポーリングレート | 1000Hz | 使用者(一部) | barce そらる |
Logicool G913は、先端の機能を装備したワイヤレスゲーミングキーボードです。Bluetooth接続にも対応でデバイス2台と同時接続と一回のフル充電(約4時間)で40時間連続プレイが可能になっています。
メカニカルスイッチ ならではのスピードと精確性を持ちつつ、よりエルゴノミクスに適したタイピング体験と最高の触り心地を実現しています。幅広いゲーマーに利用されているキーボードです。
REALFORCE GX1

サイズ | 80% | キー配列 | JP / US |
ポーリングレート | 1000Hz | 使用者(一部) | mittiii ラプラス・ダークネス |
REALFORCE GX1は、最大の特徴はKill Switch(キルスイッチ)機能です。ゲームプレイ中にキーボードの応答を一時的に無効にすることができるもので、ゲーマーが不意にキーを押してしまうことによる誤操作を防ぐこちができます。
Kill Switchは、緊張感のあるシューティングゲーム中に誤ってキーを押してしまうことによる不利な状況を避けられます。また、ゲーム内チャットを使用する際や、ゲームを一時的に離れる際にも、キーボードの入力を安全に無効化することができます。
ZENAIM KEYBOARD

サイズ | 80% | キー配列 | JP |
ポーリングレート | 1000Hz | 使用者(一部) | Laz StylishNoob |
ZENAIM KEYBOARDは、磁気センサースイッチの使用したゲーミングキーボードです。特徴は超ショートストロークであることで、トッププロプレーヤーとの繰り返しの試作を経て、キーストロークはわずか1.9mmにまで短縮されています。ガタつきを最小限に抑え、リニアで滑らかな押し心地になっています。
さらに、堅牢性と耐久性にも優れています。耐摩耗性、耐薬品性、耐衝撃性などの車載品と同等の基準をクリアする設計で、デザイン面では、アルミ合金のフレームとマット塗装のキーキャップが美しさを持っています。
ASUS ROG Falchion Ace HFX

サイズ | 60% | キー配列 | JP |
ポーリングレート | 8000Hz | 使用者(一部) | Sayf Demon1 |
ASUS ROG Falchion Ace HFXは、しっかりとした感触とカスタマイズ可能なゲーミングキーボードです。0.1~4.0mmの作動で、瞬時にキーストロークが可能。
統合された3層の減衰フォームとシリコンガスケットマウントがピンイングノイズを吸収し、よりクッション性のあるタイピング感覚を実現しています。
Sikakeyb Castle HM66

サイズ | 80% | キー配列 | JP |
ポーリングレート | 1000Hz | 使用者(一部) | Meltstera Lible_Ace |
Sikakeyb Castle HM66は、ラピッドトリガーが0.01mmまで対応したゲーミングキーボードです。デッドゾーン無しで究極の精度を提供。耐久性抜群のABS材質で、長時間の使用にも最適です。
驚異の8000HzポーリングレートとType-Cインターフェース搭載で、他にない超高速応答を体験。標準66キーで快適な操作性を実現しています。
VSPO! GEAR ゲーミングキーボード
サイズ | 80% | キー配列 | JP |
ポーリングレート | 1000Hz | 使用者(一部) | ぶいすぽっ!メンバー Meltstera |
VSPO! GEAR ゲーミングキーボードは、大人気Vtuberのぶいすぽっ!グループから発売されたゲーミングキーボードです。18名のメンバーごとのエディションが販売されているので、好きなデザインを選ぶことが可能です。
ゲーマーVTuberのぶいすぽっ!だからこそ製作できるラピッドトリガー搭載で最大8000Hzで設定できる高機能となっています。
Ducky One 2 Mini Pure White RGB 60%

サイズ | 60% | キー配列 | US |
ポーリングレート | 1000Hz | 使用者(一部) | L1ng crust |
Ducky One 2 Mini Pure White RGB 60%は、普通のキーボードの60%しかないとても小さいコンパクトサイズのメカニカルキーボードです。RGBの色を完全にカスタマイズして照明をカスタマイズすることができます。
バックライトエフェクトを選択する際に、キーボードレイアウトをリマッピングして、最大6つのプロファイルを保存できます。
Corsair K65 RAPIDFIRE

サイズ | 80~100% | キー配列 | JP / US |
ポーリングレート | 1000Hz | 使用者(一部) | Clutch_Fi 小森めと |
Corsair K65 RAPIDFIREは、高速で精密な入力が魅力のゲーミングキーボードです。16,800万色のカスタマイズが可能で、自分好みのライトアップを楽しめます。
さらに、K65 RAPIDFIREは割とコンパクトなサイズ感で、スペースを取らずに設置できるため、デスクトップ空間を広く使いたい方にもおすすめです。堅牢なアルミニウムボディーで耐久性も高いので、長時間のゲームプレイに最適です。
FPSジャンル別おすすめゲーミングキーボード
FPSと一口に言っても、タイトルによって求められる操作性やプレイスタイルは大きく異なります。
近距離の素早い撃ち合いが中心のものもあれば、戦略性や情報処理が重要なタイトルも存在します。そのため、ゲームタイトルごとの特徴に合わせて最適なゲーミングキーボードを選ぶことが、操作性の向上や勝率アップにつながります。
Apex Legendsにおすすめのキーボードの特徴
Apex Legendsは、スピード感あるバトルと高頻度のスライディング・ジャンプ操作が特徴のバトルロイヤルFPSです。素早いキャラコン(キャラクターコントロール)や咄嗟の対応力が求められるため、反応速度が速く、入力のラグがないキーボードが最適です。
特におすすめなのが、アクチュエーションポイント(反応点)が浅い「銀軸」や「赤軸」タイプ。スライディングジャンプやレレレ撃ちなど、高速な動きに即時反応できるモデルが重宝されます。テンキーレス(TKL)モデルでマウス操作の可動域を広く確保するのもポイントです。
VALORANTにおすすめのキーボードの特徴
VALORANTは、戦略性と正確なエイム力が問われるタクティカルシューターです。キャラごとのアビリティ操作に加え、細かなキー配置によるスムーズなスキルコンボが勝敗を左右します。そのため、キー配置の自由度と打鍵感の精度、操作ミスの少なさが重要になります。
赤軸や静音赤軸といった、軽い打鍵感ながらも誤入力を防ぎやすいスイッチがおすすめ。アビリティキー(C、E、Qなど)の操作に指を無駄なく配置できるコンパクト配列や60%キーボードも選択肢として有効です。
Fortniteにおすすめのキーボードの特徴
Fortniteでは、シューティングと建築操作を同時にこなす独自のプレイスタイルが特徴です。キー数が多く、リマッピング自由度の高いキーボードが最適で、マクロやホットキー設定のしやすさも重要になります。
また、建築に使うキーを瞬時に叩けることが重要なため、リニアな打鍵感の赤軸や銀軸、加えてマクロ対応のカスタムキーボードが強く推奨されます。さらに、ソフトウェアでの詳細設定が可能なモデル(Razer SynapseやiCUEなど)も便利です。
よくある質問
ゲーミングキーボードを選ぶうえで、初心者・中級者問わず多くの人が疑問に感じるポイントがあります。特にFPSにおいては、軸の選び方・プロ使用モデル・無線の遅延・テンキーレスの可否など、購入前に知っておきたい情報が多く存在します。
FPSでおすすめの軸は?赤軸と銀軸どっちが良い?
FPS向けとして定番なのが、赤軸と銀軸(スピード軸)です。どちらもリニアタイプ(クリック感がなく滑らかな打鍵感)ですが、それぞれに特長があります。
- 赤軸は、押し心地が軽く、打鍵音も控えめ。長時間プレイしても疲れにくく、誤入力が少ないのが魅力です。
- 銀軸は、赤軸よりアクチュエーションポイント(反応点)が浅く、反応速度を最優先するプレイヤーに最適。ただし、軽すぎて誤入力しやすい面もあります。
結論としては、操作精度を重視したいなら赤軸、最速の入力を求めるなら銀軸がおすすめです。初めてゲーミングキーボードを買う人には赤軸が無難です。
プロゲーマーはどんなキーボードを使ってる?
多くのプロFPSプレイヤーが使用しているキーボードは、以下の3つが代表的です。
- Logicool G PRO X:ホットスワップ対応で軸交換可能。赤軸・青軸・茶軸などカスタマイズ性に優れる。
- SteelSeries Apex Pro TKL:アクチュエーションポイントを0.2mm単位で調整可能な「OmniPointスイッチ」を搭載。
- Razer Huntsman V2 TKL:光学スイッチで超高速入力を実現。耐久性も高く、FPS大会でも定番。
プロが使う理由は、応答速度・キー配置の最適化・カスタマイズ性など、パフォーマンスの最大化ができるためです。選手によって好みの軸やサイズ感も異なるため、必ずしも同じ製品を使う必要はありませんが、使用モデルは選定の参考になります。
無線だと遅延する?FPSで問題ない?
最近のワイヤレスゲーミングキーボードは、技術の進化により“ほぼ遅延ゼロ”に近い性能を実現しています。特に、以下のような低遅延技術を搭載したモデルはFPSでも問題なく使用できます。
ただし、バッテリー切れや通信干渉、環境による不安定さが起きる可能性はゼロではありません。そのため、大会やランクマッチなど、絶対に負けられない場面では有線を使うプロが多いのが実情です。
テンキーレスとフルサイズ、どっちが向いてる?
FPSでは、テンキーレス(TKL)キーボードが圧倒的に人気です。その理由は以下の通りです。
- マウスの可動域が広がる
- コンパクトでデスク周りがすっきりする
- 必要なキーだけに集中でき、誤入力が減る
一方、フルサイズ(テンキー付き)は、Excelなどでテンキーを多用する仕事や、MMORPGなど複雑な操作をするゲームに向いています。結論として、FPSを主にプレイするならテンキーレス、汎用性を求めるならフルサイズがベターです。ゲーミング用と事務用で使い分ける人も増えています。
まとめ
FPSゲームで勝率を高めたいなら、ゲーミングキーボードの選び方を妥協することはできません。反応速度に直結する軸の種類や、使いやすいキー配列、マクロや無線機能の有無など、細部まで自分のプレイスタイルに合ったキーボードを選ぶことが重要です。
赤軸や銀軸はFPSに適した定番の選択肢であり、テンキーレスモデルはマウス操作を妨げずにプレイ環境を快適にしてくれます。さらに、Apex LegendsやVALORANT、Fortniteなど、ゲームタイトルごとの特徴に合わせて選ぶことで、より直感的な操作が可能になります。
この記事で紹介した内容を参考に、あなたのプレイスタイルや目的に合ったキーボードを選び、快適で勝てるFPS環境を整えてみてください。