「VALORANT(ヴァロラント)を始めてみたいけど、何から手をつければいいかわからない…」
そんな初心者の方に向けて、始め方から基本ルール、おすすめエージェントや武器、練習法までを徹底的に解説する完全ガイドをご用意しました。
この記事では、VALORANTをPCでプレイするための準備や設定方法、FPS初心者が覚えておきたい立ち回りや上達のコツも紹介。エージェントや武器の選び方に迷っている方にも役立つ内容となっています。
これからVALORANTの世界に飛び込む方も、まだ始めたばかりの方も、ぜひ最後まで読んで、仲間との連携や戦略を楽しめる本格タクティカルFPSの魅力を体感してみてください!
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目次
VALORANTとは?
VALORANT(ヴァロラント)は、ライアットゲームズ(Riot Games)が2020年に正式リリースした5対5のタクティカルFPSです。戦略性の高さとキャラクター(エージェント)固有のアビリティを組み合わせたユニークなゲーム性が特徴で、リリース以来、世界中で多くのファンを獲得しています。
ここでは、VALORANTがどんなゲームなのか、他のFPSとどう違うのか、どんな人に向いているのかを解説します。初心者の方でも、ここを読めばゲームの全体像がつかめるはずです。
VALORANTのジャンルと基本ルール
VALORANTは「タクティカルシューター」と呼ばれるジャンルに分類され、ただ撃ち合うだけではなく、戦略・連携・判断力が勝敗を分けるゲームです。プレイヤーは5人1組のチームに分かれ、攻撃側と防衛側に分かれてラウンド制で戦います。
- 攻撃側の目標:スパイク(爆弾)を設置して時間内に爆破させる
- 防衛側の目標:スパイクの設置を阻止 or 設置後に解除する
1ラウンドごとに使用する武器やアビリティを購入(ラウンド中に得たお金で)し、13ラウンド先取で勝利するルールとなっています。また、各キャラクターには「アビリティ(特殊スキル)」があり、スモーク、フラッシュ、索敵など戦術を広げる役割を果たします。
他のFPSとの違いと魅力
VALORANTの最大の特徴は、「エージェントのアビリティ × 銃撃戦」というハイブリッドなゲームデザインです。
比較項目 | VALORANT | 他のFPS |
---|---|---|
プレイスタイル | アビリティ+銃撃戦 | 銃撃戦メイン/移動重視(Apexなど) |
キャラクター性 | 固有アビリティあり | なし or 特性差のみ |
ラウンド制 | ○(13ラウンド先取) | タイトルにより異なる |
戦術性 | 高い | タイトルによるが低めも多い |
他のFPSに比べ、VALORANTは「一発で倒される緊張感」と「アビリティによる心理戦」が融合したプレイ感が魅力。純粋なエイム力だけでなく、情報戦・マップ理解・チーム連携など、総合的なスキルが問われるのも人気の理由です。
VALORANTはどんな人におすすめ?
VALORANTは以下のようなプレイヤーに特におすすめです:
- FPS初心者~中級者で、本格的な対戦ゲームを始めたい人
- 戦術を考えるのが好きで、連携プレイが得意な人
- Apex Legendsやフォートナイトに慣れた人が、別のFPSを試してみたい時
- 競技志向がある人・eスポーツに興味がある人
一方で、単独で突撃して無双するプレイよりも、味方との連携やチームワークが重視されるゲーム性のため、「一人で何でもしたい」というプレイスタイルの方には向かない場合もあります。
VALORANTを始める前に知っておくべきこと
VALORANTに興味を持ったものの、「自分のPCで動くのか不安」「SwitchやPS5では遊べないの?」「アカウント登録って難しい?」という疑問を抱える初心者の方も多いと思います。
PC/Switch/PlayStationでVALORANTは遊べる?
VALORANTは、現時点で「Windows PC専用のゲーム」です。
- 対応しているのは「Windows 7 / 10 / 11(64bit)」搭載のPCのみ
- Nintendo Switchではプレイ不可
- PlayStation 4/PlayStation 5でも非対応
- Mac(macOS)も現時点では未対応(BootCampでの回避策は非推奨)
将来的なコンソール版(PS5やXbox)への展開については開発側から示唆されたこともありますが、現時点では公式にプレイ可能なのはWindows PCのみです。
必要なPCスペックとインストール方法
VALORANTはeスポーツ向けに開発されているため、比較的軽量で多くのPCで動作可能です。以下は公式の「必要スペック」と「推奨スペック」です。
項目 | 必要スペック(最低) | 推奨スペック(快適) |
---|---|---|
OS | Windows 7 / 10 / 11 (64bit) | Windows 7 / 10 / 11 (64bit) |
CPU | Intel Core 2 Duo E8400 | Intel i3-4150 以上 |
GPU | Intel HD 3000 | Geforce GT 730 以上 |
メモリ | 4GB以上 | 8GB以上 |
ストレージ | 約30GBの空き容量 | SSD推奨 |
VALORANTのインストール手順
- Riot Gamesの公式サイトにアクセス
- 「プレイ無料」ボタンをクリックし、Riotアカウントを作成(次項参照)
- インストーラー(VALORANT Installer)をダウンロード
- インストール完了後、PCを再起動
- ゲームを起動してログインすればプレイ可能!
インストール時には、Riot Vanguard(チート対策システム)が同時に導入されます。これはPC再起動後もバックグラウンドで動作するため、一部のアプリと干渉することがある点には注意してください。
Riotアカウントの作成方法と注意点
VALORANTをプレイするには、Riot Gamesのアカウント作成が必須です。アカウントは、LoL(League of Legends)やTeamfight Tactics(TFT)と共通で利用されます。
アカウント作成手順
- 公式サイトの「プレイ無料」ボタンを押す
- メールアドレスを入力
- 生年月日を入力(※13歳未満は登録不可)
- ユーザー名・パスワード・表示名(Riot ID)を設定
- 利用規約に同意して登録完了
注意点
- Riot ID(表示名)は一度設定すると30日間は変更できないため、慎重に決めましょう
- 不正行為対策のため、VPN経由の登録はブロックされることもあります
- セキュリティのため、メール認証・2段階認証の設定を推奨
アカウント作成後は、そのままVALORANTのクライアントにログインすることでプレイが可能になります。
VALORANTの基本ルールと流れ
VALORANTは「エイム(狙い撃ち)」だけではなく、「戦略・連携・駆け引き」が重要なタクティカルFPSです。そのゲームルールは、他のバトルロイヤル系FPSとは異なり、ラウンド制のチーム戦+目標達成型というスタイルを採用しています。
攻撃側と防衛側に分かれるチーム制
VALORANTは5対5のチーム制FPSで、1試合の中でプレイヤーは攻撃側と防衛側に交代しながら戦います。
- 攻撃側(アタッカー):スパイク(爆弾)を設置し、時間内に爆破させるのが目的
- 防衛側(ディフェンダー):スパイクの設置を阻止するか、設置された後に解除するのが目的
各チームは12ラウンドごとに役割が交代し、合計25ラウンド中13ラウンドを先に獲得したチームが勝利します。つまり、前半12ラウンドは攻撃/防衛のどちらかに固定され、13ラウンド目以降に交代するという形式です。
スパイク設置/解除で勝敗が決まる
VALORANTにおける勝敗のカギとなるのが「スパイク(爆弾)」の存在です。スパイクを中心に、以下のような流れでラウンドが進行します。
ラウンド制と勝利条件の仕組み
VALORANTはラウンド制のゲームで、以下のような流れで1試合が進みます。
各ラウンドの流れ(基本タイムライン)
- 準備フェーズ(約30秒):購入&配置
- アクションフェーズ(戦闘):攻防スタート
- スパイク設置(任意) → カウントダウン → 爆破 or 解除
プレイヤーはラウンドごとに所持金・武器・アビリティがリセットされないため、前のラウンドの経済状況が次のラウンドにも影響します。これが後述する「経済戦(エコ)」にもつながります。
クレジット(お金)の使い方と経済戦の基礎
VALORANTでは、プレイヤーごとにラウンドごとの成績に応じて**クレジット(通貨)**が支給され、武器やアビリティを購入して戦います。
クレジットの基本入手方法
- ラウンド勝利:3,000クレジット
- ラウンド敗北:1,900〜2,900クレジット(連敗ボーナスあり)
- キル:1キルあたり200クレジット
- スパイク設置:300クレジット(チーム全員に配布)
ラウンド開始前の「購入フェーズ」でできること
- 武器(ピストル/ライフル/スナイパーなど)の購入
- アビリティの補充(1ラウンド消費制)
- アーマー(耐久力)装備の購入
初心者が覚えたい「エコ」と「フルバイ」の考え方
購入スタイル | 概要 | 目的 |
---|---|---|
エコラウンド | 最低限の装備(ピストル中心)で節約 | 次のラウンドにお金を温存する |
フルバイ | フル装備(ライフル+アーマー+アビリティ) | 勝ちにいくラウンドで本気装備 |
セミバイ | 中間装備(SMGや軽装) | 少し勝負しつつ節約も意識 |
お金の使い方が下手だと、強い武器を買えずに不利なラウンドが続いてしまうため、チーム全体でお金の管理(エコ判断)を揃えることが重要です。
初心者におすすめのエージェントと役割
VALORANTでは、ただ銃を撃つだけでなく、「エージェント」と呼ばれる個性的なキャラクターを使って戦うことが最大の特徴です。各エージェントは異なるアビリティ(スキル)を持ち、チーム内での役割(ロール)も異なります。
エージェントの4つのロールとは?
VALORANTには、すべてのエージェントが「4つのロール(役割)」のどれかに分類されています。各ロールの特徴は以下の通りです。
① デュエリスト(Duelist)

- 主に前線で戦う“キル役”
- 自分でキルを取る能力に優れており、突撃型のプレイに向いている
- 攻撃の先陣を切る場面が多く、個人技が求められる
代表キャラ:レイナ、ジェット、フェニックス
② イニシエーター(Initiator)
- 戦闘のきっかけを作る“展開役”
- 索敵スキルや強制的な攻めの布石を作るアビリティを持つ
- 仲間を後押ししつつ、敵の位置を明らかにして有利に進める
代表キャラ:ソーヴァ、スカイ、KAY/O
③ コントローラー(Controller)
- 視界を制限してエリアを支配する“制圧役”
- スモークや毒ガスで敵の視界・進行を妨害する役割
- 味方の進行を助け、敵の行動を制限する頭脳派タイプ
代表キャラ:ブリムストーン、オーメン、ヴイパー
④ センチネル(Sentinel)
- 防衛とサポートに長けた“守備役”
- 味方の回復、拠点の守り、敵の裏取り防止などが得意
- サイトの守りやリテイク時に安定感を発揮する
代表キャラ:セージ、キルジョイ、サイファー
初心者におすすめのエージェント5選
初心者の方には、操作がシンプルで戦況に貢献しやすいエージェントを選ぶのが重要です。以下に、初心者でも扱いやすく、上達にもつながりやすい5体を厳選して紹介します。
1. フェニックス

攻めに強いスキル構成。自己回復できるフラッシュキャラ
- 壁や炎で空間を切り取りつつ、自分を回復できるアビリティが優秀
- アルティメットで一度「仮死状態」から復活でき、初心者でも大胆に攻められる
- フラッシュ(目くらまし)の練習にも最適
2. セージ
味方を回復し、状況を安定させるサポート特化キャラ
- ヒール(回復)や蘇生など、チーム貢献度が非常に高い
- 壁やスローで敵の進行を妨げる能力もあり、守備面で大活躍
- 初心者でもサポートプレイでMVP級の活躍ができる
3. ブリムストーン
わかりやすく使いやすい初心者向けスモークキャラ
- スモーク(煙幕)をマップ上でピンポイントに配置できるため、戦略を学ぶのに最適
- 攻撃・防衛どちらでも役に立ち、ウルト(範囲攻撃)も非常に強力
- シンプルなスキル構成で覚えやすい
4. ソーヴァ
索敵とサポートを両立する情報収集キャラ
- リーコンボルト(索敵矢)で敵の位置を把握できる
- 壁を貫通するウルトでキルチャンスも狙える
- チームプレイや索敵の練習に向いており、立ち回り理解が深まる
5. キルジョイ
守備に特化した“置きスキル”のプロ
- 自動タレットやトラップを設置し、裏取り防止やサイト守備に優れる
- 設置位置を考える必要はあるが、エイムに自信がなくても活躍できる
- 防衛での安定感はトップクラス
迷ったら、まずは「フェニックス」や「セージ」から始めるのがおすすめです。攻めと守りの基本動作を学びやすく、1人でもチームでも戦いやすい設計になっています。
VALORANT初心者におすすめの武器と購入のコツ
VALORANTでは、ラウンドごとに武器やアビリティを「購入」するシステムが採用されています。そのため、武器の選び方・お金の使い方(エコ判断)が非常に重要です。
初心者の方は「どの武器を買えばいいのかわからない」「高い武器を買っても扱いきれない」といった悩みを抱えがちですが、自分のプレイスタイルやチーム状況に合った武器を選ぶことで、勝率も上がります。
武器カテゴリの種類(ライフル/SMG/スナイパーなど)
VALORANTの武器は、大きく以下のカテゴリに分かれています。
カテゴリ名 | 特徴 | 主な用途 |
---|---|---|
ピストル | 低価格・初期装備 | エコラウンドや序盤に使用 |
SMG(サブマシンガン) | 近距離での連射性能◎ | エコ~セミバイラウンドで有効 |
ライフル | 中~長距離で安定して強い | メイン武器。基本はフルバイ時に使用 |
スナイパーライフル | 一撃の威力が非常に高い | 遠距離戦に特化(玄人向け) |
ショットガン | 近距離特化、奇襲向け | 特定マップや狭い通路で有効 |
マシンガン | 火力は高いが使いづらい | ニッチな使い道。初心者には非推奨 |
初心者の方は、ピストル → SMG → ライフルの順に慣れていくのがおすすめです。
初心者におすすめの武器5選と理由
初心者が扱いやすく、戦局に応じて安定した成果を出しやすい武器を5つピックアップして紹介します。
1. ヴァンダル
- どの距離でも頭1発で敵を倒せる万能ライフル
- リコイル(反動)制御は少し難しいが、覚える価値あり
- 全距離対応・撃ち合い重視の人に最適
2. ファントム
- 中距離までの性能が高く、連射時も精度が安定
- 弾速が速く、スモーク越しや近距離戦での強さが光る
- 音が静かで、バレにくい戦い方ができる
3. スペクター
- コスパ最強のサブマシンガン。走り撃ちもある程度対応可能
- 初心者でも扱いやすく、ラウンド序盤やエコラウンドに重宝
- 価格:1,600クレジットで経済的にも優秀
4. ゴースト
- 初期装備の中で圧倒的に使いやすいピストル
- ヘッドショットでのキル性能が高く、ピストルラウンドでのMVP候補
- サプレッサー付きで音も静か、敵に気づかれにくい
5. シェリフ
- ヘッドショットで敵を一撃で倒せる高火力ピストル
- 高精度で中距離でも戦えるが、反動制御がやや難しい
- 腕前を磨きたいプレイヤーにおすすめ
どの武器も使用率が高く、初心者から上級者まで愛用されているものばかりです。まずはこの中から1〜2種に慣れていくのが良いでしょう。
状況別の武器選びとエコラウンドの考え方
VALORANTでは、自分やチームのクレジット(お金)状況に応じて、どの武器を買うか判断する必要があります。これを「エコ判断」と呼び、勝敗に直結する重要な要素です。
武器購入の基本パターン
状況 | 戦略 | 購入例 |
---|---|---|
ラウンド1(ピストルラウンド) | 安く装備して戦う | ゴースト、アーマー、アビリティ |
お金が少ない | エコラウンド(節約) | クラシック(無料)やシェリフのみ購入 |
中途半端なお金 | セミバイ(部分装備) | スペクター+アーマーなど |
フルバイ可能 | 全力で装備する | ヴァンダル/ファントム+フルアーマー+アビリティ全積み |
初心者の注意点
- 武器だけでなくアーマーとアビリティも忘れずに購入する
- クレジットが足りない時は、**味方から武器をもらう(リクエスト)**のもアリ
- 全員で同じ装備ランクに合わせることで勝率が安定する
初心者でも扱いやすい操作設定と視認性の最適化
VALORANTでは、プレイヤースキルはもちろん大切ですが、それと同じくらい重要なのが「操作設定」と「視認性の最適化」です。特に初心者のうちは、デフォルトのままプレイすると操作がしづらかったり、敵が見づらかったりして不利になるケースが多くあります。
おすすめのキーバインド設定
VALORANTでは、自分の操作に合ったキーバインド(キー割り当て)を設定することで、反応速度や快適さが大きく向上します。特に以下の項目はカスタマイズをおすすめします。
初心者におすすめの変更ポイント
操作 | デフォルト | おすすめ設定 | 理由 |
---|---|---|---|
ジャンプ | Space | Space / マウスホイール下 | 安定してバニーホップなどの操作が可能 |
歩く | Shift | Shift | 基本はそのままでOK |
スキル1~3 | C / E / Q | マウス側ボタン / F / T など | 指が届きやすい配置に変更すると使いやすい |
オルト(アビリティの切替) | X | Z または任意キー | 親指で押しやすい位置に配置が理想 |
照準(クロスヘア)の設定と見やすさ調整
VALORANTでは、照準(クロスヘア)の色・太さ・サイズなどを自由にカスタマイズできます。自分に合ったクロスヘアを設定することで、エイム(照準合わせ)の精度が格段に上がります。
初心者におすすめのクロスヘア設定
項目 | 設定値の目安 | 説明 |
---|---|---|
色 | シアン、赤、黄など背景と被らない色 | 敵やマップに埋もれにくく、見失わない色を選ぶ |
中心点 | オン | 狙いやすくなるため必須 |
太さ | 1~2 | 細すぎず、太すぎないバランスを推奨 |
クロスヘアの長さ | 4~6 | 距離感の把握がしやすい長さに調整 |
アウトライン | オン/強度1 | 視認性を上げるのに効果的 |
動的クロスヘア(移動時変化) | オフ | 照準が動かない方がエイムが安定する |
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グラフィック設定でFPSを安定させる方法
VALORANTは比較的軽いゲームとはいえ、安定したフレームレート(FPS)を維持することはプレイの快適さ・正確さに直結します。
初心者向けのおすすめグラフィック設定
設定項目 | 推奨設定 | 理由 |
---|---|---|
解像度 | 1920×1080 | 視認性を保ちつつ最適なパフォーマンスを確保 |
グラフィック品質 | すべて低 or 中程度 | FPSの安定化に有効(敵の視認に必要なもの以外カット) |
アンチエイリアス | なし or 低 | カクつきを防ぐため簡素にする |
シャドウ/ブルーム | オフ | 敵の視認を妨げるため切るのが基本 |
最大FPS制限 | オン(例:240fps) | モニターのリフレッシュレートに合わせて調整 |
NVIDIA Reflex低遅延 | オン+ブースト(対応環境のみ) | 入力遅延を減らすことで反応速度がアップ |
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初心者が最初に覚えるべき立ち回りと戦術
VALORANTでは、エイムの上手さ=勝利とは限りません。撃ち合いに勝つには、「立ち回り」「ポジション取り」「連携」といった戦術面の理解が必要不可欠です。
歩き撃ちをやめるだけで命中率アップ
VALORANTでは、移動中に撃つと命中精度が大幅に低下します。これは他のFPSとは異なる点で、初心者が最も陥りやすい失敗でもあります。
基本の「止まって撃つ」動き方
- 移動 → 停止 → 射撃 → 再移動という動きを意識する
- 一瞬でもいいのでしっかり止まって撃つことが重要
- 「カウンターストレイフ」(逆方向キーで急停止)を覚えるとさらに強くなる
エイムの置き方とピークの基本
撃ち合いで勝つためには、**正確なエイムと、有利な角度での覗き方(ピーク)**が欠かせません。
クロスヘア(照準)の置き方
- 常に敵の頭の高さに合わせておく
- 壁の角や通路の入り口など、敵が出てくる位置に事前にエイムを置いておく(プレエイム)
ピーク(角を覗く動作)の基本
- 「先に見た方が有利(ピン角の法則)」を意識する
- 一気に飛び出すのではなく、**スローピーク(歩いて確認)とジャンプピーク(囮)**を使い分ける
- 味方とクロスでカバーし合える位置関係を意識する
VCやピンを活用したチーム連携
VALORANTはチームプレイが重要なゲームです。どんなにエイムが良くても、1人で戦っていては限界があります。
VC(ボイスチャット)で伝えるべき基本情報
- 「敵発見・接敵報告」:「敵Aに3人」「Bサイトにスモーク」
- 「所持・設置状況」:「自分スパイク持ってる」「スパイク設置完了」
- 「残りHP・武器」:「体力30」「相手ヴァンダル持ち」
VCが使えないときはピンで代用
- ミニマップ上で「敵発見」「注意」「移動」などのピンを活用
- 「ピン→味方が反応→カバー」が取れると勝率アップ
マップを覚えて有利ポジションを取ろう
VALORANTでは、マップを覚える=勝率を上げる近道です。
敵の出てくる場所・設置ポイント・隠れられるポジションなど、マップを理解することで動き方が大きく変わります。
初心者が覚えたい基本ポイント
- 各マップの「サイト(A/B)」と「設置エリア」
- リテイク(取り返し)で使える裏道や段差
- 強ポジション(有利な射線・高所・遮蔽物のある場所)
マップ学習のおすすめ方法
- カスタムマッチで1人で歩いてみる
- プロや上級者のプレイ動画で動き方・射線を確認
- 「どこで撃ち合いが起きやすいか」を意識してプレイする
上達したい初心者におすすめの練習法
VALORANTを始めたばかりの頃は、「なかなか敵に弾が当たらない」「撃ち合いに勝てない」と感じることが多いはずです。その悩みは、正しい練習法を取り入れることで着実に解決できます。
デスマッチや射撃場でのエイム練習
射撃場(レンジ)での基礎練習
VALORANTには、メインメニューからいつでもアクセスできる「射撃場(プラクティスレンジ)」が用意されています。
- ボット撃ち(動く/止まっている):ヘッドショット練習に最適
- トラッキング:移動するボットを追いながら撃つ
- スパイク設置/解除の練習
- アビリティの使用練習(各エージェントごと)
デスマッチで実戦感覚を磨く
「デスマッチモード」は、マッチ中の撃ち合いのみに集中できる実戦型練習モードです。
- 他プレイヤーと撃ち合いを繰り返し、リスポーンが速い
- 自分のエイム力や反応速度をリアルに確認できる
- クロスヘアの調整や感度の見直しにも活用可能
カスタムマップ・Aim Labの活用法
カスタムマッチでの実戦シミュレーション
VALORANTでは、自分一人でマップに入れる「カスタムマッチ」を活用することで、立ち回りの練習が可能です。
- マップ構造・強ポジの確認
- アビリティの有効な使い方(壁・フラッシュ・索敵など)の練習
- スパイクの設置場所と守り方の習得
Aim Labでエイム力を特訓
「Aim Lab(エイムラボ)」は、FPS向けの無料トレーニングツールで、Steamなどで入手可能です。
VALORANT専用の練習モードも用意されており、以下のような練習ができます。
練習内容 | 効果 |
---|---|
フリックショット | 瞬時にエイムを合わせる反応速度を鍛える |
トラッキング | 敵の移動に合わせて正確に追い続ける |
プレシジョン | 小さな的に正確に当てるエイム力向上 |
スピード | 高速の切り替えに対応できる反射神経強化 |
VALORANTの課金要素とスキン・バトルパスの楽しみ方
VALORANTは基本プレイ無料のFPSでありながら、スキンやバトルパスなど豊富な課金要素が用意されています。「強くなるために課金は必要?」「無課金でも楽しめる?」「課金するならどこに使うのが良いの?」といった疑問を持つ初心者も多いでしょう。
スキンやバトルパスは必要?無課金でも楽しめる?
結論から言うと、VALORANTは無課金でも十分に楽しめます。
無課金でもできること
- すべてのマップ・ゲームモードが開放済み
- ランクマッチやフレンドとのプレイにも制限なし
- エージェントはプレイを進めることで徐々に開放可能
- スキンは見た目だけで、性能差は一切なし
課金するとできること
- 武器スキン(ビジュアル、音、アニメーション演出つき)の購入
- バトルパス(約1,000VP)で限定スキンやアイテムを入手可能
- 限定イベントやスキンコレクションを通じて所有感・モチベーションが高まる
特に好きな武器にスキンを使うことで“当て感”が上がると感じるプレイヤーも多く、「モチベ維持」「お気に入りの1本を持つ楽しさ」から、バトルパスやスキンは課金価値があると評価されています。
課金のやり方と注意点
VALORANTでの課金は、ゲーム内通貨「VP(Valorant Points)」を購入することで行います。
課金手順
- VALORANTクライアントを起動し、右上の「VPを購入」をクリック
- 希望する金額を選択(最低約500円から)
- 支払い方法を選ぶ(クレジットカード/PayPal/Google Pay など)
- VPがアカウントに反映される
- スキンショップ or バトルパスで使用
VP価格の目安(日本円)
金額 | VP数 | 備考 |
---|---|---|
¥610 | 475VP | 単発スキンには足りない場合あり |
¥1,220 | 950VP | バトルパスにちょうどいい価格帯 |
¥3,060 | 2,425VP | 中級スキン1〜2本分 |
¥6,100 | 5,000VP | 複数スキン+バトルパスに対応可 |
注意点
- 一部の限定スキンは再販がなく、見逃すと二度と手に入らない可能性あり
- 購入後の返金や交換はできないため、慎重に選びましょう
- クレジットカードを使用する際は、利用上限や家族の同意にも注意が必要です
よくある質問
VALORANTは基本プレイ無料で始めやすい反面、「PCゲームが初めて」「VC文化が怖い」といった初心者特有の不安や疑問を抱える方も多くいます。
マウスとキーボードの選び方は?
VALORANTを快適にプレイするには、マウスとキーボードの選択が非常に重要です。特にマウスは照準(エイム)精度に直結するデバイスなので、FPS向けのものを選ぶようにしましょう。
▼マウスとキーボードのおすすめはこちら
1人でも楽しめる?マッチングの仕組みは?
VALORANTは1人でも十分楽しめるマッチングシステムが整っています。
プレイモードの種類(基本)
- アンレート(カジュアル):実力に関係なくプレイ可能。気軽に楽しめる
- コンペティティブ(ランク戦):実力に応じたマッチングがされる
- スパイクラッシュ/デスマッチ:短時間で遊べるカジュアルモード
- カスタムマッチ:1人でも自由にマップを歩ける
1人でマッチングした場合
- 自動で同レベルの味方・敵が割り当てられる
- ボイスチャット(VC)が苦手な場合はピン・チャットでの連携もOK
- ソロプレイヤー同士のマッチングも多いため、気軽に参加可能
VALORANTは暴言が多い?
オンライン対戦ゲームでは「暴言や煽り」が心配という声もありますが、VALORANTにはしっかりとした対策機能が整っています。
対策機能
- ミュート機能:特定プレイヤーのボイス/チャットを個別で即時ミュート可能
- 通報システム:悪質な言動・行動を報告でき、運営がアカウント制裁を行う
- テキストフィルター機能:不快な単語を自動で伏せ字にできる設定あり
実際の印象
- VCが活発な時間帯(夜)は、稀に口調の荒いプレイヤーも存在
- 一方で、基本は穏やかなプレイヤーも多く、通報機能がある分エスカレートしにくい環境
まとめ
VALORANTは、基本プレイ無料で本格的なタクティカルFPSが楽しめる、初心者にもやさしいゲームです。操作に慣れるまでは難しく感じることもありますが、この記事で紹介した内容を押さえれば、誰でも着実に上達し、仲間と連携しながら勝利する楽しさを実感できます。
VALORANTは「知識・技術・連携」のすべてを楽しめる、奥深くやり込み甲斐のあるFPSゲームです。まずは気軽にインストールし、練習モードから始めてみましょう。続けていくうちに、自然と撃ち合いに勝てるようになり、チームを勝利に導くプレイもできるようになります。
ぜひこの記事を参考にして楽しんでプレイしてみてください!